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東京から地方都市へ移住した話

まずは、自分のことをいろいろ書き連ねていこうかと思います。
どんどん昔のことを忘れていちゃうしね(記憶が彼方へ…)。
なので、備忘録も兼ねた感じでしょうか。
ということで、初投稿は、東京から地方都市へ移住した話です。


◇移住先には仕事がない!

もともと自分は東京生まれの東京育ちだったのだが、地方都市に移住したいと常々思っていた。人嫌い。人混みが嫌い。なのに東京で暮らすのは苦痛だ。電車通勤も苦痛。

前の夫とは縁が切れて離婚し(これについてはまた別の機会にみっちり語りたい!)、たまたま縁あって、地方出身の今の夫と知り合い意気投合。ほどなく再婚。

数年は東京で共働きをしていたが、二人とも東京から離れたいと思っていたため、土地勘のある夫の故郷に移住しようと話がまとまり、2009年の秋ごろ、東京を離れた。

夫の故郷といっても、初婚の夫が離婚歴のある年上女(6つ上です…)と結婚するとあって、夫の家族はみな結婚に反対。夫は家族、とくに年の離れた姉たちとは仲が悪く、そんな姉たちの一人が、家族の総意で反対…とのたまったものだから、家族とは縁を切り結婚に踏み切ってくれた。

なので、夫の実家とは没交渉。頼れる人などないなか、夫の故郷(実家とは別の場所)の県庁所在地に移住した。

知り合いがいないことについては、何ら問題なかったのだが…。

いやしかし、仕事がない(笑)

当初、夫に正社員の口はなく、臨時の仕事に何とか採用され移住できたのだが、その仕事は4か月程度の契約。

さてどうするか…ということで、夫は職業訓練校に通い、資格を取得することとなる。

一方の自分はというと、中卒、資格なし、車の免許もなし(中型二輪はある)と、とんでもなく低スペック(笑)

東京では事務のアルバイトをしていたのもあり(他の理由もあるけど)、パソコン(Word・Excel)は使える。だが、ほぼ独学で、資格的なものはなかったので、自分も職業訓練に通い、パソコンの資格を取得。公的機関の臨時職員となり、食いつなぐことに成功した。

ただし、この臨時職員は1年満期。期間を開けてからでないと再び応募できないルール。幸い、既定の期間が明けた頃、同じ部署に欠員が出たため、再度同じ部署に応募し採用され、都合2年、臨時職員として働いた。

職場の人たちはほぼみなさんいい人たちで、飲み会などではその地方のあれやこれやを教えてもらい楽しく過ごした。とんだストレス源があったものの、仕事はおおむね楽しかった。建物が古かったので、夏の暑さには苦しめられましたけどね…。

さて、少し話を戻すと、夫は職業訓練校で選んだ業種&資格のおかげで正社員の口にありつけた。

だが、給料は低く、出張ばかり。このままでは先がない…と考えた夫は、仕事をしながら難易度の高い資格取得を目指し、見事合格。給料をあげるべく、転職活動を試みた。


◇さらなる移住

かくして、夫は転職に成功した。再び故郷を離れ、現在住んでいる東海地方へとお引越ししたのは、2014年早春ごろのことである。

なお、難易度の高い資格のおかげで、夫は以前よりも高い給料をもらえるようになったが、この会社がなかなかにひどい会社で、入社数日でヤバさに気付いたとか…┐( ̄ヘ ̄)┌

それから、あれよあれよという間に夫の様子がおかしくなり、会社の酷さを聞くこととなる。やめていたタバコも吸いだす始末。

しかし、今度は縁もゆかりもない土地に引っ越してきたばかりで、すぐ仕事を辞められては立ち行かない。

マジで、冗談抜きで、知っている人は一人もいない…だからと言って不安はないけど。誰にも頼らんし、知り合いいなくてせいせいするぜ(笑)

いや、でも、知らない土地で、いきなり夫が無職…というのは心もとない。引越しで貯金も割と使ったし、なによりかにより、引っ越してきた次の日に、運命の出会いを果たしお迎えした、シャム猫兄妹を幸せにしなくてはならないのだ!

お手製キャットウォークで寛ぐ猫ズ

当時、自分はと言うと、ブログに広告を貼って、広告収入を得る…という方法を実践している最中だった。働きに出る気まったくなし(笑)

なので、せめて、自分のやってるブログでそれなりの収益が出せるまで…1年半待ってはくれないか、と、夫を説得。引越しとほぼ同時期にブログコンサルを受け始め、それなりに手ごたえをつかんでこともあり、なんとかなるという確信があった。

ケツが決まっているからか、夫はメンタルをやられながらも、辛うじて大事に至ることなく、1年半後に仕事を辞めた。2016年夏のことである。

かくして、縁もゆかりもない土地で、夫を青色専従という形で雇用し、夫と二人、ブログ運営で生計を立てることとなった。

※次は、ブログの広告収入で生計を立てていた話をお届けします。


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