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子どものやる気を引き出す子育てコーチング!上手な『質問』はモチベーションを上げる!

子どもが学校や習い事で「やりたくないな」「やる気が出ない」「どうしようかまよっている」ようなとき、子どものモチベーションを上げてあげたいなって思うことってありませんか?

もちろん、無理してやらせるのはどうなの?っていうものもあると思いますが、一方で親として子どものために、気持ちを高めて取り組ませてあげたいなってときもあると思います。

そんな時は、いかにそれをやるのが良いかを力説するよりも、相手のやる気を引き出す『質問』を使うのが実は効果的です!

<『質問』でキャッチボール>

こんにちは、心理学コミュニケーション講師の『いからず』です。


書店なんかに行くと、子育てのための『コーチング』の本がたくさんあったりしますが、子育てでコーチングが効果的だといわれているのは、親が答えを子どもに直接教えるのではなく、子どもの中から上手に引き出し、子どもが自らの頭で考えることにとても役立つからです。

子どもに限りませんが、人は他人に与えられた答えよりも、自分の中で見つけた答えの方がモチベーションが高まります。

人に「こうやってやるといいんだよ。」と指示されるより、「こうやったらうまくいくかも!」と自分で思いついたことの方が、ワクワクして取り組めたりした経験があったりしませんか?

コーチングでは『質問』によって相手が考えるための手助けをし、自らの中から答えを出したり、一人ではなかなか難しいことでも明確にイメージすることがでます。

子どもに一方的に「こうするといいよ!」と教えるよりも、質問をして子どもの頭で考えさせ、子どもの口から出た言葉は子ども自身にとっても大きなプラスになります。

このキャッチボールが大切です。

<イメージを具体化してあげよう>

では、具体的に子どもにどんな質問をすると良いのでしょう?

例えば、子どもが体操教室の体験クラスで跳び箱や鉄棒などを経験して、これからも続けていこうか迷っていたとします。

そんな時は、少し先の自分の姿を"具体的"にイメージさせてあげます。

「体操教室でどんなことやるの?」

「とびばこと、てつぼうと、まえまわり(マット運動)と、、、」

「そんなにいろいろやるんだね!いいね!もし跳び箱や、鉄棒や、前まわりが上手にできるようになったらどう?」

「うーん。うれしい。」

「嬉しいよね!できるようになったら、他の場所でもできるかな?」

「がっこうにてつぼうあるし、たいいくかんでとびばこもやるよ!そしたら、わたしはがっこうでもできるかも!」

「いいね!ほかにはどんなところでやれると思う?」

「こうえんのてつぼうでもやれるし、おともだちにもわたしがやってみせてあげれるね!」

「いいね!体操教室で、いろんなことができるようになったら、良いことがいっぱいありあそうだね!」

「うん!」

このように、体操教室でいろんなことができるようになったらどんな自分になるのかをイメージしてあげると良いです!

ポイントは、具体的に子どもの頭の中でそのシーンがイメージできるようになることです。学校や公園で友達といっしょに鉄棒をしたり、体育の時間に跳び箱を跳んでいるシーンがイメージできると、それだけで子どものモチベーションは高まります!

親が一方的に「学校でも、公園でも、こんなことができるようになったら良くない?」と伝えてあげることももちろんOKですが、『質問』を使って子ども自身が自分で答えにたどり着けたら、それが一番のやる気になります!

子どもが迷っている、悩んでいるときに応援するための手段として、「伝える」以外にも「質問」というコミュニケーションの道具も、ぜひ使ってみてください♪

<おまけ:コーチングは誰でもできる!>

この記事を読んでみて、「コーチング」って面白そうだなって思われた方、実はコーチングで上手な「質問」をするためには、相手との信頼関係がすごく大切になってきます。

例えば仕事でも、あまり信頼していない上司から、「あの案件はどうなっている?」と突然聞かれたら、「もしかしたらなにか注意されるのかな?」とか「なんて答えたら良いんだろう?」って戸惑ってしまったりすることもあるかもしれません。

相手が質問に対する答えを安心して考えられるようにするためには、信頼関係が大切です。

下の記事にコーチングの基礎になる「相手との信頼関係を築くためのコミュニケーションアップの方法」を載せていますので、コーチングや信頼関係を高めるためのコミュニケーション方法について知りたい方はぜひ読んでみてください。

この記事の最後には、コーチングを誰でもオンラインで学べる方法もご紹介していますよ♪




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