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初心忘るべからず

こんばんは。
なんと驚くことに3年目と言えるのは今日まで。
今日は流石にちょっと意識した、恥ずかしくない・後悔しない3年目最終日にしようと。

これまで1年目、2年目と毎年自分なりにOTとしてどんな年になったのか、振り返りを行ってきた。

*1年目 

*2年目

節目は大切にしたい人間なので、今年もギリギリになったが言葉を残しておこうと思う。

3年目というと自分何ができたっけ・・・?

とりあえず2021年4月〜のnoteをざっと振り返った。
初めてケースバイザーをやったり、急性期からADOCを使う意味を言語化したり、母校の学生さんの前で急性期のOTに関して簡単に話したり、研究を仕上げたり。

有難いことに、今年はなんだかんだ自分が頑張りたいと思える事柄がずっと目の前にはあって、それは多分自分が大切にしたいと思っていることを言語化して誰かに伝えることだったんだろうな。

その自分のやりたいことや、求められていることに対して、一生懸命ではあったと思うし、納得いくまでやり遂げることはできたと思う。

一方で、目の前の対象者のことを深く考えなくなっているのでは、ということを危惧している。最近自分が怖い。病態理解も対象者の生活も目標も、なんとなくになってないか?口だけになっていて、なんか根本的なものが欠けていないか?

作業療法士は、作業療法が人々のニーズを可能なかぎり実現するために、その対象者との相互的な信頼に基づき実施される協同作業であることを自覚し、自分の知識・技術・情熱を最大限活用するよう最善の努力を払う。
*日本作業療法士協会「作業療法士の職業倫理指針」より引用

はい、これです、自分が失ってしまいそうなもの。

冒頭で言っていた〝恥ずかしくない3年目最終日にする〟というのは、この作業療法士としての倫理観を大切にすることと同義であったように思う。とりあえず目の前の困っている対象者のために、自分は何ができるのか。今日はそんなことを考えていた。

明日から4年目になる。初心忘るべからず、目の前の対象者を大切に。そして大切に考えた結果、作業療法士として何ができたのか、対象者はどうなったのか、4年目は論文・学会発表でしっかり結果を残そう。








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