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25 de julio : DELE A1 口頭試験コース モニターの務めを果たします

そろそろ、モニターのとしての務めを果たさねば!
と、再度、このコースを視聴しました。これは、DELE A1 試験の、口頭試験を制覇するためのビデオコースです。そのモニターの権利を獲得し、無料で受講しました。¡ muchísimas gracias !

その感想を、いったんはサラッと書いたのですが、やはりあれだけじゃ申し訳ないし、もったいない!と、改めて、じっくりと、レポートいたします。私の感想に、どれほどの効果があるかわかりませんが、これを機に誰かに興味をもっていただけたなら、モニター冥利につきます。

*このコース、10,000円ですが、返金保証もあるので、お気軽にどうぞ。
*思いの外、長い文章になってしまいました。途中離脱せずに読んでほしいです。

では、¡ adelante !

【前置き】
プチ感動しました。
DELE試験は、スペイン語上達のためのツール。
試験をツールとして考えよう、自分のスペイン語を披露しよう、と心が軽くなる言葉が続きます。

【このビデオコースの目標について説明があります】
・試験全体の仕組み・タスクの仕組みを日本語で理解する
・重要ポイントを理解する
・スペイン語で会話するための方法を理解する

【想定される受講者について】
・口頭試験の仕組みを日本語で理解して受験したい方
・スペイン語でコミュニケーションするためのヒントを得たい方
・DELE試験の専門の先生が周りにいない、独学の方
そう、試験がすべてスペイン語なので、先に日本語でしっかり解説してもらえるのは大きい!

【さて本題】
口頭試験は全体で10分程度、とか、本当に具体的な解説が続きます。
ここでは、私が詳しく書きすぎても意味はないので、一つひとつの詳細は省きます。

ですが、この講座を受けるメリットだと、私が感じたポイントをあげていきます。

1)何をもって評価するのか、評価の観点について教えてくれる
そうなんです。どこを見られているんだろう、と気にする点がまったく違っていたら、努力がむなしいです。ここでは、その対策についても、しっかり解説があります。

2)自己紹介は、試験より以前から準備しておくことができる
こんなことまで、書いてしまって良いのか。。。恐る恐る。。同じことを言うのにも、違う表現があったり、例えば年齢とか「答えたくない」、も答えとしてアリだとか、本当のことを答えなくてもいい、とか。これって、架空の(理想の!)人物を妄想して、なりきってみても許されるのだろうか。バレなければ良いのか、な、、。さすがに48の私が、20歳の学生です!は、やりすぎかもしれないけれど。

3)メモの書き方のテクニック
自己紹介のように試験以前から準備できるものもあれば、直前の10分間で話す内容を考える試験もあります。そこで役立つのが、このメモ書きの仕方。これは、通訳のテクニックだったりもするそうです。この試験だけじゃなく、通訳を目指す人にも、とても有益な情報だと思います。確かに役に立ちそう。

4)質問の仕方
口頭試験では、自己紹介したり、質問に答えるだけではなく、こちらから質問もしないといけないんです!日本語でも、私が受けたことのあるセミナーや講義では、「質問ありますか?」と司会者が言っても、質問するのは、だいたいゼロか、1~2人という場合が多かったのです。あくまで、私個人の経験です。それほど、質問というものは、けっこうハードルが高い、と思っています。けれど、ここでは試験での質問の仕方について、具体的なテクニックを教えてくれます。内容としては、知ってしまったら「なーんだ」、と思うかもしれませんが、知っているのと、いないのとでは、大違い。試験での焦り度が絶対に違います。こういったプチテクニックは、実生活でもめちゃくちゃ役に立ちそうです。

5)小さなリアクション、相槌について
私は、常々これが知りたいと思っていました。毎週のスカイプレッスンでも、「sí, sí,,,」 としか言えていません。これって、ネイティブの人にどうやって聞いたら良いかわからないんです。しかし、先日、初めて「sí」以外の相槌を打ちました。このビデオコースで覚えた言葉です。通じてうれしかった~。

6)試験内容以外で使われるスペイン語
会場に着いたら、とか、試験の問題文は、試験と試験の間は、と色々ありますが、大きいのが2点。
まず、会場で使われる言葉。面接員を表すスペイン語、受験者を表すスペイン語、なんて、分からないと焦ります。そして、試験と試験の間で、 「じゃー終わり。次いくね!」「はーい。」という会話も、スペイン語で交わされます。こういった場面で、キョトンとしないためにも、何度も聴くことをお勧めします。私もまだ聞き取れません!(←エラソー)

7)tú か usted か選べます
これ、最初に聞かれます。そう、忘れていましたが、気になっていたんです。私は、普段の勉強やスカイプレッスンは、全て usted ですが、SNSって、なぜか初対面から tú なんです。最近は慣れてきましたが、最初は違和感がありました。日本人としては、初対面は敬語で話すのが心地良いものですから。

8)テキストデータがあります
ビデオで話されるスペイン語、そして、その日本語訳がちゃんとテキストで用意されています。試験会場で使われるスペイン語の単語集であったり、相槌だったり、そういったこともテキストで準備されています。テキストをプリントしてから受講もできますし、いったんビデオだけでひと通り受講してからテキストを見てもいいし、とにかく、すっごく助かります。

最後に。これらは、動画がさら~っと流されるのではなく、同じ内容を、聴く・答える・考える・もう一度聴く、のように、何度も繰り返して練習できるように工夫されています。細かく繰り返した後で、全体を通してさらに繰り返す。そうして最後まできたビデオを、また何度も見返すと、さらに頭に定着すると思います。
正直言うと、1回目は、良いビデオだと思ったのですが、速くてあまり聞き取れなかったし、ちょっと拗ねていました。しかし、今回もう一度見返してみると、よく工夫されているなぁ、と感じることができました。まだ速くて聞き取りにくいのですが。。なので、3回目はどれくらい聞き取れるだろう、と楽しみになっています。


あ、それと、耳が慣れたのか、発見したことがひとつ。「s」が、余り発音されていないのです。特に、子音の前の「s」が余り発音されていない印象です。これがネイティブ発音というものなのか。それともどこかの国特有のものなのか。直後に、スペイン人のスペイン語のYouTubeを見たのですが、このビデオコースでの発音ほどには、「s」を省略しなかったような。。

次のDELEは9月。あと約2か月。まだ早いのか、もう遅いのか、自分次第!がんばります!

hasta mañana !

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