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おすすめの本『ビジネスの未来』。

こんばんは、イカちゃんです。
今日は僕のおすすめの本を紹介したいと思います。
公務員の時に出会った本で、公務員を辞めて自分らしく生きていこうと決心しました。
それは山口周さんの「ビジネスの未来」という本です。
本の内容を説明してもうまく伝えられるかわからないので、僕が感じ取ったことを書きたいと思います。

これを読んだのは、2021年の年明けでした。
妻が本屋に行くというので、山口周さんの本をなんでもいいから買ってきてほしいとお願いしたところ、この本を買ってきてくれました。
ちょうど新型コロナウイルスが猛威を振るっていて、過度な行動制限がされたり、映画館は夜8時に閉めなさいなどの厳しい規制がされていた頃です。

この本を読むと、いつも純粋な気持ちで進んでいこうと思えます。
ビジネスというのは、売れる仕組みを作るとか、マーケティングが大事だとか言われますが、この本は全く真逆のことというか、違う方向のことをビジネスとしてとらえています。
むしろビジネスというよりも衝動的な遊びのようなものという感覚に近いです。

この本の中で、こどものたちがお寺の仏像を引っ張り出してきて遊ぶという話が紹介されているのですが、一見すると罰当たりな行為だと考えてしまいます。
しかし、仏様はむしろこどもたちと遊べて喜んでいるのだというのです。
それを叱る大人は高熱を出して寝込むということも書かれていて、いかに大人が世間の目を気にしたり、規範の中で生きているかが象徴的に書かれています。
こどもたちの純粋無垢な遊び心が世界の有り様を変えていくのです。
イノベーションというと技術革新と捉えてしまいますが、そういう技術だけに捉われず、革新的なことを起こしていくのはそういったこどものような衝動的な遊び心です。

資本主義社会である以上、お金のことは切っても切り離せないのですが、それを忘れて先述の衝動的な遊びに走り出せたらおもしろい世界が待っているはずです。
大人になると制約だの、世間体だの、思い込みだのが作用して純粋という言葉からはかけ離れたつまらないビジネスに向かってしまいます。
僕はあまり大それたことはできませんが、自分の中から生まれるこの衝動的にやりたくなるような気持ちをなんとかスピーディに実現するということを繰り返して行きたいと思っています。
そのひとつがフラスコという場所です。
そこで、またひとつやりたいことができたので実験的にやってみたいと思っています。

最後に、僕らがモットーにしている「小さく、近く、美しく」という言葉もこの山口周さんの本に書かれています。
この言葉に出会った時、「目指すべきはこれだ!」と強く確信しました。
新しいことを始めたり、迷ったり悩んだりする時はいつもこの言葉に立ち返ります。

もし興味を持たれた方がいれば読んでみてください。
特に自分に自信を持てていないような人は読むべきです。
勇気をもらえると思います。
そして、僕は2022年3月に公務員を退職し、自分らしい生き方を始めました。
ではまた。

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