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子は動物的なるもの。

どうもこんばんは、麺よりご飯派の僕です。

今日は子どもは冒険を通してすぐに仲良くなれるということをお伝えしたいと思います。

今、大事な人たちと集まるために鳥取・島根の旅に来ていて、今日はそのメンバーで鳥取にある投入堂という国宝に行ってきました(実際には投入堂には入れなくて、近くまで行って見るという感じです)。
「行ってきた」というには重すぎる冒険のような道のりでした。
興味が沸いた人はぜひ投入堂で検索してみてください。
行きたくなくなると思います。
僕も調べれば調べるほどに恐怖心が芽生えました。
登山というより修行です。

投入堂までの道のりは険しいというか、僕らが動物になったように錯覚させる自然のままの世界を冒険していくのです。
木の根を掴んだり足場代わりにして登ったり、鎖に捕まりながら断崖絶壁を登ったりします。
もちろん命綱なんて無しです。
そこには確かに「死」の文字が鮮明に見えていました。
今思い出しても怖いです。

この場所には子どもたちも一緒に行ってきたのですが、初めましての子もいて最初は子ども同士でも距離感がまだありました。
でもそんな険しい道のりを進んでいくとあっという間に距離が縮まっていきます。
ちょうど紅葉が見頃で斜面にはたくさんの落ち葉が絨毯のように敷き詰められていたのですが、こどもの遊びといえば、、、そうです。
落ち葉を拾い集め空高く舞上げるのです。
少しずつそれをお互いにかけ合うという落ち葉シャワー方式に変わっていきます。
それがまた距離感をどんどん縮めてくれる。

子どもたちはスタスタと先を行きます。
僕ら大人からしたらめちゃくちゃ身軽で小動物のような動きでどんどん上に上にと進んでいくのです。
すぐに仲良くなれるとか落ち葉をかけ合うとかそんな行動を見ていてもいかにも小動物のような感覚的に生きている生き物という感じがします。
しかもろくに言葉も交わさずにということを付け加えておきたいと思います。
大人であればその人がどんな人なのか、自分と気が合いそうかとか、色々と考えてから、「よし、この人とは仲良くできそうだ」と考えると思うのですが、これは理性的に判断しているということなのだと思います。
しかし、子どもたちは考えるよりもまず行動する、そして判断するということを超スピードでやっているんだろうなと思いました。

今回の投入堂での道のりをみんなで完走し、帰って来れてよかったです。
強風も相まって寒すぎましたが行ってよかったと今では感じています。
行こうと決心しないと行かない場所だと思うのでぜひその決心をして言ってみてください。
きっと尊い経験になるはずです。
ではまた。

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