相棒が復活するので大会に出てきた<スプラトゥーン2>

これまで自分を取り巻くスプラトゥーン2のプレー環境について語ってきたが、私のスプラライフを彩った”相棒”がいる。相棒だのドラクエ兄さんだのおばさん2人だの、、、フレンド自慢かよと言われそうだが、要はこういう楽しく遊んでくれるフレンドとの出会いが私のスプラライフを豊かにしてくれたことは間違いないと思っているのだ。今回はスプラ2を初めてからもう3年遊んでいる相棒、その名もねいさんについての話だ。

ねいさんとは、たまたまゲーム時間のタイミングが合い、たまたまSNSで同じくらいのウデマエのときに知り合い、たまたま通話プレーでわいわい楽しむようになった相手なのだが、私がスプラトゥーンの通話プレー初期に彼女と知り合えたことは、超ラッキーとしか言い様がない。このゲームの楽しさを数億倍に広げてくれたのは、まぎれもなく彼女である。

ねいさんと知り合ってから私の中でスプラトゥーン2のゲーム性の楽しみ方が180度変わった。それまでは下手なりにもナワバリにガチマッチにサーモンランにと一人でゲーム性やその世界観で遊んでいたのだが、ねいさんと知り合って通話で遊ぶやり方を知ってから、人とコミュニケーションを取りながら遊ぶ楽しさに一気に目覚めてしまった。ねいさんと私は、得意なブキこそ違うものの、プレースタイル(通話でわいわいやりたい、できればメダルも欲しい)や楽しみ方(マジでやるときとブキ合わせしたりするときの緩急バランスとか)の価値観がとても似ており、また話せば話すほど食べ物の好みや遊んだ人に対する印象も一緒で、いつもワイワイ盛り上がるので界隈ではコンビとして週に何回も遊んでいた。

最盛期のGWや年末年始は本当に毎日3時間くらい遊んで話していた。毎日話しているのに飽きずにワイワイやっており、私は子持ちでよくもまあそんなに話せるもんだとオットに思われたりもした。(まあ友人と長電話してるのと何ら変わらんのですが)近くに住んでいることもわかり、年の離れた妹のような存在で、何度かご飯を食べ、一緒にNintendo TOKYOに買い物に行き、、、と楽しく過ごしていた。

そんな中、彼女のゲーム環境を取り巻く事情がちょっと変わり、秋にニンテンドーオンラインを継続しないつもりであると聞いた。これはつまり、スプラトゥーン2で一緒に遊べなくなるということだ。単純に寂しい。ただ私も全盛期に比べて彼女と遊ぶ時間は減っていたし、彼女も他のゲームで楽しむ時間も増えていたのも事実だ。そしてお互いにリアルの環境も変わったりして、普通に近況を報告し合う友人として付き合っており、ゲームで遊ぶことは少なくなっていた。

オンラインからいなくなってしまったけれど、連絡を取りながら、いつか一緒に遊べるゲームがあるといいね、なんて話していた。パソコンやプレステのゲームも少しかじってみたけど、2人で毎日楽しめるようなものは今のところなく、私は私でスプラの大会に夢中になったりし、日々は過ぎていった。

そして2021年、ねいさんが「スプラやることにした」という話をもらった。何かしらのきっかけがあったらしいが、私にとっては彼女の復活は喜びしかない。ねいさんがスプラを楽しむにあたって、私ができることを考えて、彼女に伝えた。
「大会に出てみない?」
ねいさんの返事はシンプルだった。
「出る!」

スプラトゥーン2の基本ルールにそって、出られる大会を見てみるとどうやっても4人で出る必要がある。ねいさんは復帰ということもあり、猛者がいる大会ではつらいので、ウデマエ制限のある大会を選ぶことにした。そして残り2人のメンバー選定。遊びたい人に声をかけてみるも条件に合わなかったりしたところ、ふっと浮かんだのが仲良しでいつも遊んでいる主婦2人組の存在だった。

主婦2人組は本当に仲が良く、お互い休みの日は一日中通話をつないでいたりするらしい。家事をしながら、子育てしながら何かしら話しているとか、私とねいさんもスプラINがなくてもただただ話しているのでとても似た関係かも?!と思い聞いてみると、やってみたいと快諾をいただいた。

いざ4人が揃うも、練習スケジュールが合わない。ましてねいさんと主婦の1人は一緒に遊んだことがない。とりあえず大会は週末土曜なので、前日に一度合わせることとした。いざ4人でワイワイと話してみると、思った以上に楽しく話せることがわかり、話題も多岐に及んだ。そうそう、こうやってスプラって楽しく遊ぶものなんだよな、ということを伝えたくて、そして少し本気になって目の前の1勝に4人揃って取り組めると、本当に充実するもんなんだよなって、ねいさんに伝えたかった。同時に、主婦2人組にも伝えたかった。

大会は惨敗。ウデマエも格上相手。しかしながら、1ゲーム勝ちたいという目標は達成したので、とても充実した大会経験となった。ねいさんも、主婦2名も、大会後にスプラって楽しいんだなー、というニュアンスの感想が出たので、大会経験に連れ出してよかったのかも、と密に思っている。この大会出場は、私が最初にスプラって面白いと教えてくれたねいさんへの恩返し、、、というと大きすぎるかもしれないが、ゲームって楽しいね、ってただただ思える環境で遊ぶことを演出できていたら嬉しいな。

というわけで、相棒ねいさん、一緒に大会出てくれてありがとう。これからも楽しく遊んでいきましょう!

…と、このポストが遅れたせいで結局この記事の後にも大会1つ出たりもしたわけで、私とねいさんはそこそこにまじめに楽しくスプラ2遊んでおります!スプラ3までまだまだ遊び倒すぞー!!!

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