見出し画像

【雑談】ボランティアのはなし

あなたは、他者に「与える人」ですか?
それとも、「受け取る人」ですか?


今年に入ってから、ボランティアをしています。
私にとって、ひとつの「挑戦」です。


珍しく、続けられています。


子どもに教えるたぐいのものです。


ボランティアって、ギブアンドテイクでいったら「ギブ」の極みですよね。

何の対価もない。
感謝される可能性はあるけれど、絶対じゃない。


じゃあ、なんでそんなことしてんの?


考えたんですが、どっかにある答え、見つけられない。
最初の面談で言った動機は、「地域との繋がりが欲しいから」でした。


いま続けている理由は、それじゃない気がします。



3単現という言葉が懐かしすぎる


精神疾患が幾つも折り重なった人生を生きる私は、人に与えられることばかりです。


「自分のせいだから」といって、黙って生活の援助をしてくれる父。

昔いろいろあったからこそ、今は何でも話せる関係の母。

たまにしか会わないけれど、いまの私の状態を肯定してくれる兄夫婦。

どんなボールを投げても、ホームラン打ってくる主治医。

どんな愚痴でも聞いてくれる、福祉施設の職員。



私は、何ひとつ他者に「何か」を与えることができていなかった。
おやつばっかりもらっているんですね。



週1回だけ、子どもに英語を教える。
たったそれだけで、人になにかを「与える」ことの気持ちよさを知り始めています。


人に何かを与えるのって、けっこうな快感なんですね。



「〇〇区」と書かれたタブレット持ってて
びっくりした



社会に、何らかの影響を及ぼしたい。
どこかに、生きている痕跡を残したい。
誰かの記憶に、すこしでも引っかかりたい。


もしかすると、根っこにあるのはそういう願望かもしれないですね。



教えている子は、素直で良い子です。

先週ひどくつまずいたことが、今週あっさりできるようになっている。
ぐんぐん成長していくのが、目に見えて分かります。

無邪気な学校生活のあれこれを聴いているだけで、心にこびりついた汚れがちょっとだけ洗い流されるのを感じます。


子どもは、美しいです。


1年続いたら、きっと大きな自信になると思う。
今週はどんなことができるようになるのかな。楽しみだな。


みなさんは学校、好きでしたか


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?