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新しい価値観のずれを「大変だね」って共感しあう

こんにちは!muttaです。

6月から移住生活を始めています。福島もほぼ毎日いいお天気で、洗濯物が外に干せる幸せを噛みしめています。干しすぎて、タオルがガシガシです。

前回の記事で、虫に刺されまくる話をしました。

二人とも田舎出身で日常は虫とともに生活してきましたが、都内で一緒に暮らしているうちにはそれほど意識しなかったことです。(ただしGは別)

私は長年虫さされに苦しんできたので、とにかく刺されないことが大事だと思っています。そこで一番効くのは科学の力、虫よけスプレー。家も広い窓を開けてあるので玄関や室内でもスプレーをします。

いつもの通り、ふとした時にスプレーを吹いていると、ぷしゅーっという音を聞きつけパートナーが走ってきました。

パ:何で室内でスプレーするの!!屋外でするものって書いてあるでしょ!!

mu:え?そうなの?そろそろ吹かないと効果が。

パートナーはテンションが下がっています。

実際、吹いていたスプレー缶には屋外でしか吹かないでとは書いていないし、密室で吹いているわけではないので問題ないと思うのですが、食べ物を食べる空間とつながっている場所でスプレーを吹くのが考えられなかったようです。

mu:なんかごめんよ…でも刺されるの困るし、そのために外に出てたら逆に刺されるし虫が家に入るよ?

パ:でも夕飯の前にすることないでしょ!

mu:でも室内にまだ倒せていない蚊がいるんだから丸腰では安心してご飯食べられないよ~

パ:はぁあ。そうだね、はぁあ。

こんなに二人で虫と戦ったことがなかったので、新しい価値観の相違を発見しました。生活の価値観が違うところはすり合わせればいいのはわかっているのですが、2年かけてすりわせてきたのに、ここにきて新しく相違が生まれてくるので、何となく二人とも元気がなくなります。

どっちもこれまでの生活に裏打ちされている考えだから、正しいんだもんね。

なんだか二人とも疲れちゃったので「お互い大変だね」と話しました。

向き合っていかなきゃいけない違いではあるんだけど、それだけが生活ではないから、それが後回しになったり試しながら決まっていったりしてもいいし、いつかそれでもいいと思う時がくるかもしれないとも思っています。

緊張が積み重なるときは、そうやって俯瞰してとらえて緩めながら進んでいくことが、人と一緒に歩んで行くのに大切なんだと感じた出来事でした。

mutta

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