私は【リアルの場のコモンズ】をオンラインに創りたいのかも知れないと思いました🙂
やんやんさんのながおか史遊会が主催された、まわしよみ新聞の考案者の陸奥賢さんのオンラインイベントで、こうお話しいただきました。
「かつてはコミュニティとコミュニティとの間にあった、皆が使える共有の場のコモンズ。目的が全く違う他者が重なり合うカオスモスな状態は危険であるが、スパークするのが面白い」
陸奥さんの肩書きのひとつがコモンズ・デザイナーで、今回はコモンズについてお話しいただく内容でしたが、とても難しいですね。
難しいのは内容じゃなくて、今、まさに世界で起こってる出来事で、陸奥さんが【ブログで書かれていた問題】が噴出している気がします。
「コミュニティはコミュニティとぶつかりあう(おらが村がいちばん!と張り合う。他の村のことは考えない)」という宿命的な問題があり、その緩衝剤としてコミュニティだけではなくて、かつてあったコモンズも必要なんやないか?(上記ブログから抜粋)
私が「小さなコミュニティ」をたくさん創ろうとしている理由です。
理由は簡単で、たとえ目的が同じでも、1つのコミュニティにまとめようとすると不協和音が生じやすくなってしまうからです。
例えば「乗り鉄」とか「撮り鉄」というワードがお馴染みの鉄道ファンですが、それ以外にも【多種多様なジャンル】があってビックリ!
これを最初から1つにまとめようとすると、「乗れるイベントが少ない」とか「撮れるイベントが少ない」とか、不満が出てきそうです。
ですから私は逆に考え、「ひとりの人を大切にすること」をモットーに、最初は私と相手の2人からコミュニティづくりに協力しています。
そこから、趣味が合う仲間が少しずつ増えていくような、小さなコミュニティから育てていけば良いと思います。
もしかしたら「よったかり.com」をコモンズにできるのでは?
コワーキングスペースの小さなコミュニティをコロニー(IINE Creators Colony = いいね!創造村)の中に集めてます。
まさみさんの【オンライン手芸倶楽部】も、しゅうさんの【sharing loveお話し会】も、村の中のコミュニティのイベントのイメージです。
一方で、やんやんさんと出会ったのは新潟県長岡市で、そこには「よったかり」と言う集いの場があります。
新潟県中越地域の「寄り集まる」という意味で、農作業の合間にお茶とお漬物を食べて休みながらお話しすることがきっかけのようです。
私も、お茶を飲み飲みお菓子を食べながら、リラックスして近況報告できるような、リアルでもオンラインでも参加できる場を創りたいのです。
そこで、空き家空き地の課題解決に取り組むNPO法人のURLをyottakari.comにしましたが、ここをコモンズにしたいと思ってます。
どうすれば「よったかり.com」をコモンズにできるのか考え中です
目的意識があるコワーキングスペースとは別に、息抜きの場としてFacebookグループを作ったのが、はじまりでした。
だったら一番手っ取り早いのは、ここで「まわしよみ新聞」をやることなのではないかなぁ…と、半分は本気で半分は冗談です!
皆さんの小さなコミュニティは専門性が高いので、老若男女や国籍や宗教などを問わずに気軽に参加できる場というのが良いと思ってます。
ですから、まわしよみ新聞はもちろん、江戸枝屋でやってる #GomiZero_ART なども楽しめるはずです。
一方で、リアルの場も必要ですが、NPO法人で空き家を活用するだけじゃなく、各地の地域コミュニティと繋がっていきたいと思います。
そして、オンラインを活用して、皆様のコミュニティと繋がっていきたいと思っていて、良い情報は積極的にシェアするようにしました。
例えば、今回のイベントや陸奥さんの活動は、皆様の参考になるかも…と思い、伊藤さん(日本初のコワーキングスペース、カフーツ~コワーキング@神戸~ 代表)、佐谷さん(シャルソン創始者・鋸南エアルポルト)、柴田さん(はじまり商店街)、市村さん(コミュニティハウスアオイエ)、宮川さん(sharing love探究者)、矢野さん(NPO法人いたばしCBプラットフォーム)、石上さん(メイドカフェでノマド会代表)、レロさんこと中村香住さん(社会学研究者)にも、お伝えさせていただきました。
…と、ここまで書いていて気づいたのですが、たぶん、私が創りたいのは、リアルの場のコモンズとしてのオンラインの居場所ですかね?
何度もおっしゃってた、「ええんちゃいますか」「やったら、よろしいがな」が印象的でした。
ふしぎと元気が湧く言葉…!
私自身、好きなこと、やりたいことをやって、人生を創造しよう!という思いを実践している最中です。
私の経験やスキルをシェアして、目の前の人が、やりたいことやれた!
課題をひとつ超えた!
と、笑顔になることが喜びです。
その為にオンラインでもリアルでも、地域やコミュニティを超えて、人と繋がっているんだなと改めて感じます。