私ってこのままでいいんですか?たぶん良くないけど、いっか。【独り言】
同級生の友達がもう、血の繋がらない赤の他人だった人との愛や永遠を信じ、確信し始めているというのに私ときたら、正攻法じゃ自分さえ愛せないからって、試しに色んな方法で歪に愛したり憎んだり、どーでもよくなったりを繰り返している。ぐるぐるとひとりっきりで。永遠なんていわれても、わたしには今日1日の自分の調子さえわからず、1秒先の自分さえいつもすぐそこでゆらゆらちいさく揺れている。未来はいつも、どこまでも果てなく真っ白なキャンバスが前方でドカンッと死んだように横たわっていて、わたしはその夢幻みたいな白を、何かしらで塗り重ね、すべてを隠し重ねることはできるのかといつも不安でブルブル小震いしている。でもとにかく今は目の前に集中して現在を生きようと、手首と二の腕を駆使しながら今日のキャンバスをとりあえずその辺の既成色で埋めていく。毎日毎日、たくさんの色彩を用意しては1発塗り。1度塗りで巻き戻すのは不可能、練習時間なんてものは無い。暗めの色を塗ってみても、鮮やかな色を塗ってみても、出来上がりの全体としての色彩は、毎日毎日自分で描いたとは思えないほどピンとこなくて、ダサくて陳腐。しっくりときた試しなんて1日もない。 まぁなんか、人生まだまだ続いちゃいそうだし、今はこれでいっか?とか永遠じゃない人生の永遠性に甘えてしまっている。たいしてあまくもないのに。
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