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001 もう運転するのイヤ〜


デンマークの変なタワマン

コペンハーゲンに着いた時、いい加減イヤになった。
とにかく落ち着きたい。

フィンランドに入ってからは英語が通じる。
人は上品。 

しかし、まがいなりにも2ヶ月慣れ親しんだロシアとはかってが違う。
相変わらず運転は緊張の連続だった。


スウェーデンでの食事

スウェーデンから繋がる橋はヨーロッパでも有数の規模。
空を飛んでいるみたい。
初めての有料道路。
料金はちゃんと支払えるかなあ。

無人支払い機で難なく突破。
50€ぐらいだったか。
安くはなかったが納得できる値段だ。

橋を渡るといきなり大都会。
立体交差のトンネルに多い交通量。
道は複雑。

宿について、地下駐車場の車を入れる。
高い!1日で宿賃と同じくらい。

鍵をもらって部屋に行ってみると、
中はキレイな女の子ばかり。

日本の宿で女子10人に囲まれて朝食をいただいたことがある。
たまたまである。
女子に同化するのは得意なので仲良く過ごしたが。

今回はドミトリーで女子ばかりなので、嬉しさよりも不安が横切った。
案の定、スタッフのミスだった。

恥ずかしかった💦

宿にあるカフェは賑やかで、生ハムのピザが美味しそう。
値段も手頃ですごく美味しかった。
ビールも美味しい。

北欧は食事が美味しい。
宿だと値段はお手頃だ。

海の近くの運河沿いにはレストランのテーブルが並ぶ。
真夏だからとても賑やか。日も長い。

奮発して大好きな黒ビールと魚介類の食事をいただいた。
あの苦しいシベリアの旅に比べて、食事が新鮮で美味しいのは幸せの極みだった。
ロシアが安すぎたので、お高く感じてしまう。

駐車場と食事。
固定費がかかるのでこれはゆっくりしているわけにはいかない。
しかもシベリア横断10000kmの疲れはすでにピークに達している。

もう何もしたくない。
森の中でボーッと過ごしたい。

やっぱりベルリンだ。

陸路かフェリーか。
ガソリン代と所要時間で比べる。
それに、もう運転したくない!

フェリーに決めた。

なんと1日でベルリンまで走れた。
途中、学生のヒッチハイクを拾って、
タクシーのように目的地まで送った。


運転中に政治や宗教の話、、、デンマークの賢い学生さんだった。

フェリー代金は人員5名まで含まれていた。
彼はまんまと無料でベルリンの目的地まで行くことができた。

彼の友人のアパートだった。
狭いアパート。
ぼくもベルリンに住めるかな。
うらやましい!!!

ついた宿は町外れの森の中。
古びた宿だったが望み通りだった。
他の客も一人しかいないようで、森の中の庭で思う存分休むことができた。

先日調べたがコロナもあってか閉業になっていた。

2年後には近くにある日独センターで演奏することになろうとは思ってもみなかった。


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