伊自良*森のベリーパーク*

福井県の山あいにある伊自良(いじら)の里。 この地に移住して、近くの山から流れ込む豊か…

伊自良*森のベリーパーク*

福井県の山あいにある伊自良(いじら)の里。 この地に移住して、近くの山から流れ込む豊かな水と昼夜の寒暖差が生み出す農作物のおいしさに魅了され、新規就農を考えるようになり、現在ブルーベリー観光農園などの施設を開業準備中です。 開業までの道のりやブルーベリーについて、綴っていきます。

最近の記事

2022年秋の作業〜水の確保と養液栽培〜

栽培用の水の確保ブルーベリー栽培に限った話ではありませんが、農作物の栽培に水の確保は欠かせません。 特に、地植えではなくポット植えで栽培することになったので、自然の雨だけでは不十分。灌水設備をしっかり整える必要があります。 農業と無縁の生活をしている人にはピンとこないかもしれませんが、農業用水というのはトラブルの元になりやすいもの。「我田引水」という四字熟語もあるくらいです。 当初は近くを流れる川から水を引くことを考えていましたが、近隣の農地でもこの川の水を使っている

    • ブルーベリー観光農園準備〜2022年の整地作業の続き〜

      グランドカバーとしてのバーク材利用は失敗なかなか記事にできず、作業自体はもう1年ほど前のものになります。 荒れ放題だったブルーベリー畑予定地の整地作業ですが、地元の業者さんに表面をきれいに鋤き取ってもらった後、雑草対策でバーク(樹皮)材を敷き詰める作業を自前で進めていました。    結論から言うと、バーク材はうまくいきませんでした。 原因は一般的なバークチップとの違い雑草対策やマルチングの目的で一般的に使われるのはバークチップ。ホームセンターや園芸店などで販売されている

      • ブルーベリーの栽培方式、地植えかポットか?

        福井県北部の山あいにある伊自良の里で、5年後の開業を目指して準備中の「伊自良*森のベリーパーク*」です。 雑草だらけだった荒地を整地して、現在はそこにバーク材を敷き詰める作業を少しずつ進めています。作業完了後は、ブルーベリーのポットを並べる予定です。 ブルーベリーは地植えでもポット植えでも栽培可能なので、当初は地植え栽培エリアとポット栽培エリアに分けて、両方やるつもりでした。 ブルーベリーは地植えにするとのびのび育って木が大きくなるので実の収穫量が多くなります。また、植

        • 伊自良*森のベリーパーク*開業準備中!!

          北陸は福井県、山あいにある伊自良の里。 この地で5年後を目処にブルーベリー園の開業を目指して、準備しています。 伊自良とは、鎌倉時代から江戸時代までこの地を治めた豪族の名前です。「伊自良の里」といっても、地名としては現在残っていません。「伊自良」の名前がつくのは、館跡近くに建つ小さな日帰り温泉施設「伊自良温泉」のみです。 伊自良温泉は日本では珍しい「脳卒中に対する効能がある」といわれる天然温泉。 また「肌がつるつるになる」と足繁く通う常連客もいる、隠れた名湯です。 伊自

        2022年秋の作業〜水の確保と養液栽培〜