マフィアがバラすトルコとテロ組織の関係

５月初旬からトルコ人マフィアのボス…というか犯罪組織の親玉が、トルコのエルドアン政権のヤバい実態について暴露する動画をYouTubeに次々とアップして問題となっています。

この人物はセダット・ペケルという名前の49歳のトルコ人で、現在は犯罪捜査を逃れるために海外逃亡中だとのこと。でもさすがにマフィアのボスだけあって、逃亡先でも優雅な生活を送っている様子です。

ペケルによるエルドアン政権の内幕の暴露がなぜ重要とみなされているかというと、ペケルはエルドアンと非常に親しいマフィアとして知られてきたからです。ところがある時からエルドアンに目をつけられて海外逃亡した、という経緯があります。

これまで既に、アガル元内相がジャーナリスト暗殺や他の殺人にも関与していた件、ユルドゥルム前首相の息子が、ベネズエラとトルコの間の麻薬取引計画に関わっていた件などについて暴露しています。

もちろん真偽は不明ですし、ソイル内相は馬鹿馬鹿しいと一掃、エルドアン大統領もソイル内相を支持するとしています。

しかし「嘘つきの戯言」ではすまされないような暴露話も出てきています。

特に大きな話題になっているのが、５月３０日にアップされたこちらの動画。

ここでペケルは、エルドアンと親しい人物が