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極左の前衛ハマスを擁護する国際政治学者たち

ロイター通信が「ハマス幹部がモスクワ訪問、人質解放など巡り協議か」という記事を出しています。

冒頭には次のようにあります。

ロシア外務省報道官は26日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの代表団が現在、モスクワを訪問していると明らかにした。タス通信によると、ハマス幹部のアブー・マルズーク氏も訪問しており、「ガザで拘束されている外国人人質の即時解放や、パレスチナ自治区からロシア人やその他の外国人の退避を確実にすることを巡り協議した」という。

日本のメディアはよく、ガザは「天井のない監獄」でどこにも逃げ場がないと悲壮感を漂わせますが、ガザを支配しているハマスの幹部はみな、カタールやトルコに住んでいるので、簡単に世界中を移動できます。

そしてどこに行っているかと

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