フランス、肉なし給食の波紋
フランスのリヨン市長が、市で提供する給食を「肉なし」の一種類だけに限定することを決定しました。
市の説明によると、コロナ・ウイルスのパンデミックをうけ、配膳を速やかに行う必要があるから、とのこと。
給食の種類が多い→配膳に時間がかかる→給食を一種類だけにしよう→みんなが食べられる肉抜き一択だ!
というわけです。
このリヨン市長、いわゆる「環境政党」として知られる緑の党に所属しています。
これに対して、フランス農相のジュリアン・ドノルマンディ氏は「子供たちの皿にイデオロギーを乗せるのはやめよう!」とツイートして批判しました。
ドノルマンディ氏は「子供達がよく成長するのに必要なものを与えようではないか。肉はその一部だ」とも書いています。
皿にイデオロギーを乗せるというのはどういう意味かというと、
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