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「大人しい未開人」日本人を教化せよ

日本にあるドイツやスウェーデンの大使館がツイッターに#dontbesilent
#genderequality #男女平等などのハッシュタグつきで奇妙な写真を掲載したので、私は次のようにツイートしたのですが、

これについてハフポストが、「各国大使館が男女平等で連帯ムーブメント『誰かが一線を越えたら、声をあげよう』」という記事を出しています。

ハフポストによると、これは「『女性が多いと会議が長くなる』という、森喜朗・東京オリパラ大会組織委会長の差別発言」に対する抗議と、「男女平等への支持と連帯を表明するムーブメント」なんだそうです。

は?

ムーブメント?? もういい加減、横文字をカタカナにして使えば箔が付いて格好がいいだろう、みたいな考え、やめた方がいいと思うんですよね。

いやいや、こんなところで脱線している場合ではありません。

なぜドイツやスウェーデンの大使館はこんなパフォーマンスをし、それをハフポストが仰々しく取り上げているのかについて考えなければなりません。

なるほど、ドイツやスウェーデンは、リベラルメディア的には「人権大国」だということになっています。その証左としては男女平等が進み、移民を大量に受け入れている、というところあたりがあげられるのでしょう。

しかしこれは、本当でしょうか?

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