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スーーッ……

新潮文庫の匂いが好き。好きすぎて、2ページ読む毎に鼻を近づけてる。それ捲る毎じゃん。捲ったときに生じるわずかな風圧に乗って、まだ真新しいあの芳香が鼻腔をくすぐる。誘われるように近づいて鼻先でそっと文字に口づける。目を閉じて、肺いっぱいに吸い込んで、頭のてっぺんまで満たされる感覚。新潮文庫に包まれる。

毎回こんなことしてるから読むの時間かかるんだなー(他の出版社の本でもやってます。)

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