Visioの上位プランでフローチャートを書いてみた
先日Web版のVisioを試して上位プラン(P2)が気になったので試してみました。
P2専用の機能や図形、デスクトップアプリが利用できる
Web版でもP2ライセンスがあればスイムレーンや、データベース関連の図を利用することができます。
それらを駆使すると以下のような業務フローを簡単に作成できます。
他のツールでは見たことがなく、Visioで良いなと思ったのは、セパレート機能です。
スイムレーンに対して、セパレーターという図形を追加すると「フェーズ」分けできるようになります。
基本的にはデスクトップ版がおススメ
Web版でもある程度の作図が可能ですし、他のユーザーと同時編集ができますが、以下の理由からもデスクトップ版の方がおススメです。
アイコンを挿入できる
CAD図面を読み込みすることができる(.dwg、.dxf)
画像を追加できる(ステンシル機能)
PowerPointにエクスポートできる
図形に対して、他のページなどにハイパーリンクを設定できる※
※Web版でもハイパーリンクはいきていましたが、Web版で設定する方法がわかりませんでした。
同時編集などを重視するならmiroなどクラウド専用のツールを使った方が良い気がします。
P2ライセンス未使用者ができること
P2のライセンスを持っていない場合にできるのは、閲覧とコメント、PDFや画像としてのダウンロードが可能です。
P2専用の機能を利用していると「ライセンスが必要です」とメッセージが表示され、編集することができません。
※P2を所有していないユーザーが作成した図に、P2を所有しているユーザーが同時編集でP2専用の図形をいれると一時的にP2の図形を編集することができます。ただし、画面更新したりするとアクセスできなくなるので気を付けた方がよさそうでした。
デスクトップ版と同時編集はできない
Web版なら可能だが、ひとりでもデスクトップ版で開いていると同時編集ができなくなります。
使いたい場合はサブスクリプションで買うのがおススメ
5年以上Visioを使うなら買い切りの方が良いですが、もっといいサービスが出てきたり、メジャーバージョンアップ対応することを考慮するなら、サブスクが圧倒的におススメです。
また、サブスクであれば社員の増減にも柔軟に対応できるのでコスト的にも無駄が出にくいです。
※1年~2年分くらいの金額なら買い切りも迷いますが5年はサブスク1択な気がします。
サブスクリプション
web版visio:追加コストなし(ms365にバンドルされている)
Visio Plan 1:月額540円(税抜)
Visio Plan 2:月額1,630円(税抜)
買い切り
Visio Standard 2021:50,574円(税不明)
Visio Professional 2021:95,344円(税不明)
まとめ
Visioの上位プラン(P2)では様々な図形や、デスクトップアプリが使えるようになります。
購入は買い切りより月額1,630円のサブスクリプションがおススメです。
他のツールと比較してどうかはまた整理したいと思います!それではまた来週!