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田中角栄の親指の芯

40年あまりの議員生活で33本という前人未到の数の議員立法を成立された政治家、田中角栄の逸話の話。

田中角栄が新潟から上京、工事現場で働きながら夜学で学び始める。
工事現場の仕事は朝5時から夕方5時まで。
普通なら、夜学の時に眠くなるのが普通だ。
でも、田中角栄は本当に眠ってしまってはもったいない。夜学に通う意味もない。お金だって無駄になる。
先の尖った鉛筆を手のひらにあてておき、コクリとやると、その鉛筆の芯が手のひらにあたり、その痛みで目が覚めるように工夫し、勉強していたそうです。
ところがある時、あまりに疲れて大きくコクリとやり過ぎてしまい、鉛筆の芯はグサリと親指の深くまで突き刺さり、中で折れてしまったのです。
その芯は最後まで田中角栄の指に残っていたとされています。

     『時代は夜つくられる』
天才とまで言われた政治家田中角栄は努力の天才だった。

田中角栄のふろしき

政治家田中角栄は毎日宴席3つをこなして家に帰り、奥さんの新潟風の味付けの家庭料理を食べていた。
そして、食べ終えると午後10時過ぎには寝て、午前2時に起床し役所が用意した資料を徹底的に読み込み、事実関係を把握し、データを頭に入れていたそうです。

こうした陰の努力で『天才の政治家田中角栄』は作られていたのです。

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