飯野智美

お芝居をしています。

飯野智美

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最近の記事

忘れられないフィリピンの旅

2017年、あれは3月だったか 大学1年生の春休み、 日本のNPOが主催しているフィリピンスタディツアーに参加して初めてフィリピンを訪れました。 フィリピンに行きたいと思ったのは、 子どもの頃テレビで見たスモーキーマウンテンを 、自分の目で見て自分の足でその地を踏んでみたかったから。 ゴミの中から資源を集めて売ることで生活をしているスカベンジャーたちの人生を知り、 幸せとは何か、豊かさとは何かを考えたりしました。 でも、このスタディツアーで一番忘れられないのは、ゴミ山

    • タイトル無題

      見捨てないで欲しかった、 私の方から手放してしまったとしても ずっと見てくれてるって甘えてたのは 私の私に対する甘えだったんだと思う 好きな人でした、 いつか、絶対、必ず、 私にくれた時間分 恩返しをしたかった 向き合うことが怖くなってしまって 自分の弱さに勝てなくなってしまった 負けることが当たり前で、 悔しいと思わなくなった だから もうこいつはだめだな、 って思われたことも そう思われるだろうなってわかってた 「もう私はだめです。助けてください。」

      • 視野は狭いし知らないことたくさんあるけど平和について話したい

        私の人生のテーマといえば、 「世界平和」な、わけですが (いろんな意味を含むので煙たがられがちですが、私にとっての平和の話を) 大学生のころ、平和学の教授が 「地球について考えれば考えるほど、自分が生きていることが地球にとって悪だと思うようになる」 と仰っていたことをずっと覚えています。 環境問題も、生活に関する問題も、紛争も、 地球上に人類が存在するから生じるもの。 自然なんて、人間が勝手に汚してるんだから 人間がいなくなれば勝手に良くなっていく。 と、 "平和" は

        • なりたかった大人になれていますか?

          22歳をすぎたあたりから、 憧れの対象になるような大人がいなくて、 「こんな大人になりたい!」 ってものを、未だずっと探しています。 "こんなふうになりたい"とか "こんなことがしたい"とか 考えていても思いつくのは 遠く遠く先にいる人で 足元にも及ばない私は足元にも及ばないことにも気づかずに、ただ理想が叶うと信じて 進んできてしまった感じがする。 昨日、大学生の子達と大学の話になって、 「教職取ったけど勉強できないから先生にはならなかったんだよね〜」と話したら、 勉

        忘れられないフィリピンの旅

          ふるさとのすすめ

          今年のGW、島根県に2泊3日してきました。 たった半年だけど、住み込みで働いた期間があって、そのときによく通っていた海とか、すっかり顔馴染みになってしまったカフェに行くと、 なんだかすごく落ち着くんです。 そういう場所、なんて言うんだろう。 第二の故郷とか、そういう感覚に近い。 「なじんでいた」 これはかなり大事なワードな気がします。 親しくなるくらいの時間や、過ごした密度が濃くなれば、そこは故郷と言えそうです。 "親しい"の感覚は人によって違うかもしれないけど、私

          ふるさとのすすめ

          でも、そういう時期もあったでしょ?

          「3人の中だったら絶対ともが先に結婚すると思う」 「あ〜わかる、早そう」 「そうかなぁ、まぁ、まいちゃんは結婚とかしなさそうだよね」 それから10年、私だけが未婚でいる。 わからないものだよなぁと思う。 高校時代恋愛なんて全然してなかったまいちゃんは大学デビューを華々しく飾り、いろんな恋愛経験を経たあと、就職した会社の研修先で出会った人と早々に結婚した。もう一人のみかも就職して1年後に結婚、先月元気な女の子を出産した。 26歳になった私たちにはいろんなステージが用意さ

          でも、そういう時期もあったでしょ?

          愛も理想もくだらないもの

          冬。 天気がいい日は外に出よう。 空が青くて気持ちがいいから。 体を通り抜ける風が、 いつもと違う時間を連れてくるから。 くだらないと人は笑うが その中にある大切を 私たちはきっと知ってる 知っている自分でよかったなと思う、 愛とは何か、知っていますか。 愛とは何だと思いますか。 答えはそれこそ、人の数だけ。 そういうことも、わかるようになった。 私は私の、 あなたはあなたの理想を生きて いつか交わっても交わらなくても 人が人であろうとすれば、 善に辿り着

          愛も理想もくだらないもの

          18個目のアルバイト

          心を動かす ということについて 日々考えている。 約半年続けたテレアポのバイトを辞めてきました。 まともに心があったらやっていけない仕事だった。。 とにかくクレームが多い窓口で、 理不尽なことでお客様に日々怒られる。 私が悪いんじゃないのに!とか思って、 なんか怖いし、なぜか傷ついて、 最初のうちは泣くこともあって、 それでも上司は笑って「大丈夫大丈夫、なれるなれる」みたいな感じで、やっていくしかなくて それが毎日続くと "申し訳ない"と思わずとも "申し訳ない"と

          18個目のアルバイト

          おじいちゃんと遺伝子の話

          生活保護受給者が池袋で炊き出しのおにぎりとパンをもらうために並んでいる。補助金の不正受給を行うグループを調査。人気女優が新型コロナに感染して入院、ネットでは"入院ができない人もいるのにどうして"と批判の声。 山奥の小屋で殺人事件、犯人と被害者はTwitterで出逢ったとのこと。 「どうしようもねえな、この国は」と父が言っている。 どうしようもない。どうしようもないことばかりだ。 人気の雑誌で、クリエイティブディレクターの女性が「私たちの世代は我慢が美徳ではなく、自分らしく

          おじいちゃんと遺伝子の話

          人生初の、親友、

          生まれてから25年住んでいた実家が引っ越しをすることになり、自分の荷物を整理することになりました。 身に覚えのないようなガラクタや小学生の頃好きだったアイドルのCDなんかがたくさん出てきて、 子どもの頃を思い出しました。 小学生から中学生までの間、 本当に仲の良かった友達がいました。 私はもしかしたら女の子が好きなんじゃないかと思うくらいその子が好きで、ずっと一緒にいたくて、 その子が知ってて私が知らないことがあれば すぐに調べて好きになったし、 私がその子の一番の友達

          人生初の、親友、

          夢を追う、幸せと孤独

          ⚠︎2020年4月22日に下書き保存していたものです。 「叶えられない夢はありません」 大学3年生のとき、教授に言われた言葉です。 さあ、叶えられない夢は本当にないのでしょうか。 昨日、2年程お世話になっている演技トレーナーの先生に、もうそろそろ考えた方がいいと言われました。 2年通っているのに進歩が遅い。認められたいと思っているのかわからない、と言われました。他にも理由はたくさんあるのでしょうが、でもそれは、自分でも気づいていたことでした。 言い訳ばかりの人生に

          夢を追う、幸せと孤独

          心配なこと

          ⚠︎2020年5月に下書き保存していたものです。 緊急事態宣言が発令されてから、2か月が経とうとしています。元気に過ごされている方、たくさんの不安と戦っている方、こんばんわ。 私は飯野智美といいます。23歳。俳優です。よく板野友美さんと間違われますが、”飯野”:です。(笑) 俳優といっても仕事は全くありません。昨年大学を卒業し、本格的に活動を始めましたがオーディションに通ることはなく、今日に至ります。 私がnoteを始めようと思ったきっかけは、私自身が、私のことをとて

          心配なこと

          いつか懐かしくなる

          私の人生に起きたこと、私じゃない誰かの人生に起きたこと。私には、私の人生しか経験できないから、その気持ちをすべてわかることはできないけれど、できるだけ、いつも近くにいたいと思っている。 一緒に悲しみたいし、そばにいたい。 だけど、全ての悲しみに寄り添うことはできない。それを受け止めるのが私はとてもつらいけど、できない。 いつかすべて懐かしくなる。 以前world theater projectのイベントでネパールで活動している古屋祐輔さんから外国人労働者の労働環境と、

          いつか懐かしくなる

          ごみゼロの日に

          ゆたかさについて考えてみる。この自粛期間に入って、ほとんど毎日のように豊かさについて考えている私がたどり着いた私なりの答え。 結論から言えば、私は経済的に豊かであることと人間的に豊かであることの二つが揃って「豊かな生活」と言えるのかな、と考えています。経済的な豊かさとは、人によると思いますが私にとってはお金を気にせず旅行を楽しめるくらいの余裕があること、そして人間的な豊かさとは、心が豊かであるということ。そして心の豊かさとは、他人と共存して生活ができるということではないかと

          ごみゼロの日に