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#山田錦食べてみた。(21.1.5)

12月中旬、年末年始に飲む日本酒欲しさにふるさと納税で注文した某県某市、カワウソのお祭りの名で有名な、あるお酒が届いた。

同封されていたお手紙に言わせると、

「コロナ禍で日本酒消費量が落ちて、酒米が余っている。3合送るから食ってくれ。そしてできれば食ったら感想をハッシュタグ付きでSNSにあげてくれ」

ということであった。

コロナ禍だろうがなんだろうが酒飲みは酒を飲むだろうし、なぜ感染症が蔓延したからと言って日本酒の消費量が落ちるのか。

普段からよほど不要な酒席が催され、ヒトの金で飲み歩いているのだな、嫁さんの高級ランチくらい許してやれよと思わせるエピソードだが、農家としては死活問題だろうからせっかくなのでnoteに書いてみる。

山田錦というお米である。

同梱されていた山田錦のパッケージをみてみると、

「酒米は普通に炊くと柔らかすぎるので、水を減らすかリゾットにしてね」

へー、酒米と食米はそんなに特徴が違うのか。

ということだったのでリゾットを作ってみることにした。

我が家というか僕は、白米は山形のつや姫か北海道のゆめぴりかと決めているのでスミマセン。

冷蔵庫の中身を覗き、余っていたベーコン、マッシュルーム、舞茸、玉ねぎを適当に切って炒め、お湯を沸かし粉末のブイヨンを溶かしてスープ作って、炒めた具材に塩胡椒したら例の山田錦半合を投入、スープ投入して20分フライパンで炊く。味見をして米がいい感じの硬さになって芯がなくなったら粉チーズで塩分調整して召し上がりやがれ。

以上の、レシピとも呼べないような内容の工程で大変美味。柔らかくなりやすいから調理時間も短く済むし、スープもよく吸ってくれて作りやすかったなぁ。

ただ、もはやリゾットにしちゃうと山田錦だろうが普通の米だろうが味は変化ない気もする…。

さてこれは本日の昼食のメニューだけど、合わせる酒は日本酒か白ワインか大変に悩んだ。

悩んだけど日本酒の酒米で料理したんだから日本酒だろうと思い、年始に飲み残した広島県の「幻」という純米吟醸でいただきました。

この酒は山田錦ではないんだけど。

大変美味しかったです。

ごちそうさまでした。

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