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組織票はまわりまわって自分のため?

2024.6.29
東京都知事選が過熱していますね!私が生まれてから、これほどまでに個人が戦っている選挙があったでしょうか!?

この機会に、政治に関して向き合って、組織票について改めて深堀してみようと思います。

ご興味あれば見て行ってください。


組織票とは?

組織票(そしきひょう)とは、投票の際に各種団体などの組織がもととなって特定の候補や政党に投票する票のこと。

Wikipedia

会社から半強制的に動員をお願いされたことはありませんか?

ここで考えて欲しいことがあります。

誰のための組織票?


その1票は誰のためですか?


  • 組織のため?

  • 自分のため?

  • みんなのため?


組織票に投じることは所属する団体を強くするため

「会社が発展すれば、社員、顧客、共にメリットがある」これは間違いない。会社が大きくなればなるほど、関わる人が多くなるので、政治へ介入する事へのメリットが大きくなります。

自分の会社や自分のいる団体が他の組織に比べて優位な政策をしてもらえれば、簡単に発展できますから。。。

2019年の参院選データですが労働組合で180万票、業界団体で150万票の合計330万の組織票が投じられています。主な組織票だけでこれだけの数。日本の総人口から見ると6%程度です。

【図解・政治】参院選2019・ビジュアル解説


組織票に投じることは自分のため

まわりまわって、自分に返って来ると考えられます。

自分が所属する団体が推してる人だから、自分の団体に有利な政策を打ち立ててくれる。そう思って投票しますよね。

私もそうでした。自分のいる組織のために政治をするんだな。だから、自分の給料も上がっているし、この業界も進歩しているのだろう。

こんな認識で投票に向かっていたのが過去の自分。

本当にこれが正しいのか?


組織票はみんなのため?

組織票はみんなのためになるのでしょうか?

本来、様々な意見と統合して調整し、持続的に成長・成長できる社会を作っていくのが政治。組織のための政策をたくさん反映すれば、良い社会ができるわけではありませんよね。

組織票がまかり通っている日本では、自分の団体のための政策。自分の団体を守るための政策が数多くあるようです。

本当に日本を強くして、ずっと成長できる国にしているのでしょうか?


組織票に自身の思いは反映される?

  • 忙しいから……

  • 興味ないから……

  • 今に満足しているから……

  • 何やっても変わらないから……

こう考えて、会社が推す人がどんな人かも分からないまま投票してませんか?

この1票に自分の思いは反映されているのか?

たった1票しかない自分の思いをこの程度の気持ちで使ってもいいのか私は数年前に疑問に思いました。

組織票に疑問を持ったきっかけ

それは、会社で応援している人と実際に会ったときに感じた疑問だったり、議員の不祥事だったり。会社との二足のわらじで公平な民意を集められるのか?

思いを巡らせた経験を通して、私は会社の推しを応援したいわけじゃないと分かりました。

たまたま、会社で推している人。確かに、情熱がこもっているかもしれません。しかし、その人の人間性は話を聞かないと分かりませんよね。実際に会って、話して、考え方や経験を聞いて同じ思いじゃなければ、投票する価値はない。


普段から発信している人を見る

これって、すごく大切。

1人でもいいから、自分の地域の推しを見つけて欲しい。

会社の組合員活動をしたり、組織票に投じたりしていた私はそう思います。

始まりは誰かの推薦でも、会社の推薦でもいいです。だけど、一生懸命に発信をしている人を自分の目でみて欲しい

自分で推したい人を見つけられたら、その人に思いを託せばいい。もちろん、全てが良いと思える人なんていません。だけど、自分が信頼できる人は推しても後悔しないし、自分で選んだんだからと納得できる。

忙しさにかまけて不満を言う事も、諦めから不満を言う事も、減ります。

この人のまつりごとを見たいって思える。

日々の生活にハリが出たり、頑張っている姿を見て元気をもらったり、推しを見つけても悪い事はありません。


自分のためにみんなのために

私は組織にいますが、組織の推しには基本的に投票しない。会社のせいにするし、私の思いとはかけ離れているから。私からすれば、選挙前に会社の前で立っている人です。


自分の思いがこもった大事な一票

誰にも奪われることが無い一票

この一票をもっと大事に

どんなことにも流されず、私が投票する

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