月間100kmでも速くなるためには
私の月間走行距離は現在120~150kmほどです。その多くの練習が20分程度のJogなので、これで40歳で5000mを17分台で走れるというのは自分としては画期的なことだと思っています。
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何しろ高校時代は月間450~500kmでも15分41秒4が精一杯だったのです。練習のやり方は当時もかなり研究していたので、闇雲に距離を踏んだものではありません。それだけに今のやり方は昔とは対照的です。
LSD理論の提唱者である佐々木功さんは、選手たちに「2時間走ってこい」などと時間だけ指示を出し、ペースは各自に任せることでLSDのやり方を身に付けさせたそうです。私の場合は逆に、右膝を故障している関係から「20分以上は走らない」と制限を設けることで自分に最適なトレーニング強度を見出せた感があります。
もっとも、5000mの走力は2018年以降伸びていますが、私は距離を踏んでいないのでマラソンですぐに結果を出すのはさすがに無理だと思います。しかし、マラソンのタイムが5000mに依存するのも事実です。それなら無理に距離を延ばそうとして故障するよりは、リスクを避けて5000mの走力を上げることに集中したほうが将来的にはマラソンを速く走れると考えています。
私がマラソンを2時間43分で走った時は前年の5000mが17分11秒で、翌年は16分55秒でした。しかも、当時も月間200~300kmは走っていたものの、マラソン練習と言えば25km走を1回やっただけです。このことから、5000mが17分前後になればマラソンでも自己ベストが狙えるだろうと考えています。
中途半端にマラソンを走って故障を悪化させ、再起不能になるのは嫌なので、故障が完治しない限りはマラソンを走るのは自己ベストが狙えるタイミングにしようと決めています。それまではこの「月間100kmメソッド」で5000mの走力を高め、来るべき時に備えています。
トレーニングの要点としては以下の2点です。
・できる限り練習を継続し、脚を休ませない
・定期的に200mダッシュを入れ、スプリント力を落とさない
細かく言えば他にも色々ありますが、大事なことはここに集約されます。これを20分Jogでも実現できるように工夫しながら練習を組み立てているということです。
▽参考
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