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ロジカルな人がすこし苦手な私

社会に出てから一層、論理的に考えるシーンが多くなったし、論理的思考が当たり前にできる人にも多く出会うようになった。学生のうちはそんなことを意識せずにできることをやるぐらいの感覚で何事にも取り組んでいた。私はタイトルにもあるようにロジカルな人があまり得意ではない。というのも私が感情を大事に生きてきた人間であるから。自分がその時にやりたいと思ったことを思う存分やる、その時に効率性を重視しないこともある。

話していて、「結論は何?」「オチは?」という感じを出されると少し心がざわざわする。わたしは「感情」を最優先にして考えることで人と仲良くなれることだってあったし、効率の良さや結論を求めることももちろん大事だがそんな言い方をしなくてもいいなと思う。

でも仕事をするとなるとどうしてもロジカルな思考でないとやっていけないことが多い。そのことに気が付くまで自分は会社や仕事はロジカルな人のほうがうまくやっていけるに違いないと思っていた。仕事ができる人は全員といっていいほどロジカルな思考ができているし、そのような人と私が会話すると相手はなんだか思った返答が来ないからか、すこし戸惑っているように感じる。こちらもその違和感に気が付くと途端に何を話していいのか分からなくなるし、とても申し訳ない気持ちになる。だから自分から話に行けなくなる。これが私がロジカルな人が苦手な理由である。

そもそも私の話が長かったり、下手だったりするのかもしれない。でもそんな私の話を結論を急がせることなく聞いてくれる人だってこれまで何人もいた。ロジカルな人はロジカルな人と話をしているほうがストレスなく会話ができるのだと思う。それは逆も同じで自分のように感情を大事にしているフィーリングタイプは同じフィーリングタイプと話すほうがストレスなく会話ができるのだろう。

ロジカルが嫌いなわけではない。尊敬しているがロジカルな思考ばかりに触れると人よりも大きく消耗してしまうというだけなのである。

フィーリングタイプがもっと生きやすい世界になればいいな。

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