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充電するために生きている

精神的リフレッシュみたいな比喩的な意味での充電じゃなくて、文字通り充電に関するお話。

家に帰ってきて最初にやること、昔はテレビをつけるみたいなことだった気がしますが、ここ最近は帰ってきたらとにかく充電です。

デジタルものの中でもモバイルグッズの進歩はものすごい加速度で、本当に便利な世の中です。殊に出先での便利さの向上は天井知らずです。

携帯電話、加熱式たばこ、ブルートゥースイヤホン、モバイルルーター、そしてそれらを充電できるモバイルバッテリー、以前はゲームのPSPを持っていました。

こいつらを毎日毎日、家に帰ってくるなり充電するわけです。最近は充電するために生きてるんじゃないかと思うほどです。

それでも、モバイルグッズの性能の向上がすさまじく、使い尽くさないともったいないという感覚すらあります。

以前は固定電話やパソコンの代わりに携帯電話、みたいな普通の道具より機能は劣るけど携行できる便利さと引き換えに致し方なしに使っていた、それがモバイルグッズの立ち位置だったように思います。

しかし携帯にしても、加熱式たばこにしても、無線イヤホンにしても、家でも使いますからね。家でもそれを使う以外ない状況も多くて、決して代替品じゃないんです。

そしてそれらの道具がもし出先で充電切れになっても、モバイルバッテリーさえあれば安心という至れり尽くせりっぷりといったらもう。

それぞれの機器の充電池の容量も信じられないほどに大きくなりましたから、充電が切れること自体滅多にありませんが、今使ってるモバイルバッテリーなんて12,000ナントカの容量です。以前は2,400ナントカだったのに(単位忘れました)。

昔何かで読んだ記事で、充電池の容量増加はともかく、小型化はもう限界に来ており、大量量化するには巨大な電池を背負わせなくてはいけない、ということが書かれていましたが、ウソこけ、超小型化したじゃないですか。

思い出したのですが、スマートフォンがまだ普及する前に、ウイルコムのスマートフォンがちょっとだけ話題になったんです。PDAに電話機能をつけたみたいな、W-ZERO-esみたいな名前のスマートフォン、これがそこそこ売れたんです。

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これを買って、当時はみんなに「スマートフォンって何だそれ」とバカにされたものですが、それは置いといてかなりヘヴィーに使っていたので電池切れ問題に悩まされていたことを思い出しました。

そこで非純正品ですが、大容量バッテリーを買って取り付けていたんです。しかしそのバッテリーが通常のものの倍くらいの厚みがあって、専用の裏蓋とセットで売られていたんです。

それをつけると、スリムなはずのスマートフォンの背中がボコっとふくらんでしまうんです。背に腹は代えられないとは言え美しくない姿でしたねえ。

ちょっと話はそれましたが、モバイルグッズとそれを駆動させるバッテリーの進歩スゲエ!というお話。

そして、便利なグッズを使いこなしているつもりでいながら実は、グッズにエサをやるのに毎日必死という人間の滑稽さというお話でもあります。

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