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カバーは楽し ~ ロックの色んなカバー6選

前に投稿したテキストがなにやらnoteのまとめに採用されたらしくて困惑しています。

このテキストの選に漏れた、私に刺さったカバー曲を並べてみました。ちょっと変なカバー多めの番外編的な感じです。

コークヘッド・ヒップスターズの「ラジオスターの悲劇」

有名な原曲はニューウェーブの申し子的なイメージのあるバグルスの曲です。バグルスは今見てもカッコ良く見えます。一歩間違えばクソダサいことになりそうなのに、絶妙です。

それは置いといてコークヘッドは和製レッチリ・・・というのは失礼。彼らの世界観がキッチリ出来上がっています。音源のあるカバー曲はそんなに多くないのですが、スペシャルズの曲なんかも演っています。

SORAMIMIの「マッハGOGOGO」

原曲は昭和のアニソンですが、昭和にも程があってなんと60年代。私が子供の頃、夏休みとかに再放送されていましたから何度も見たことがあるアニメですが、子供心に「古っ!」と思っていました。テーマソングも別に刺さらず、むしろダサい曲だなあと思ってたんですが、SORAMIMIというガールズバンドが素晴らしいカバーをしています。

このPV込みで本当に良いです。まさに名カバー。既に活動していないらしいこのバンドについてはよく知らないんですが、ドラムの人は時々見かけますね。

ダムドの「ヘルプ!」

ビートルズの曲の中でもカバーバージョンが特に多いこの曲ですが、カーペンターズのバージョンとかシャレオツなやつを聴いた後にこのダムドバージョンを聴くと爆笑必至です。何をしてくれてるんだと(笑)。決してダメカバーではありませんよ。むしろ名カバー。

HALCALIの「愛」

真心ブラザーズのカバー・コンピレーション・アルバムに収録されていますが、ヘヴィロックの原曲を完璧にHALCALIバージョンに仕上げています。YO-KINGが後ろで騒いでご本人登場しています。

ウルフルズの「Tighten Up ~しまっていこう~」

オリジナルはアーチー・ベル&ザ・ドレルズというR&Bダンス・バンドの曲だそうです。この投稿をするにあたって調べるまで、YMOの曲だと思ってました。

私が初めてこの曲に触れたのはウルフルズの「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」の隠しトラックに入っていたおふざけテイクです。その音源はYouTubeになかったので、今回貼り付けているのはもうちょっとちゃんと録音されたものです。隠しトラックの方もぜひ聴いてもらいたいです。けっこうビックリします。

ヘルプフル・ソウルの「ファイア」

ジミヘンのファイアもかなりカバーが多そうな曲ですが、このヘルプフル・ソウルのバージョンもおすすめです。

ヘルプフル・ソウルは手塚治虫アニメの「千夜一夜物語」の挿入歌を演っているグループで、私はそれで知りました。えらいクドい演奏だけど、声になんか馴染みがあるなあと思ったら緑ジャケットのルパン三世の不二子がバイクで走ってるエンディング曲を歌ってるチャーリー・コーセイの所属バンドだったんですねえ。

ちなみにそのルパンの歌は奥田民生がカバーしていて、これが実に良いです。

番外編:私の「メンフィステネシー」

これは恥ずかしいのですが、ハードディスクから発見されました。10年以上前に、8トラックのデジタルMTRを買ったのが嬉しくて、素人バンドのレコーディングだけじゃなくて一人宅録にも凝っていた時期があったんです。リズムは打ち込みです。

MTRのデジタル化とリズムマシンとかシーケンサの役割をパソコンでできるようになって以来、お手軽DTM(?)の敷居はものすごい下がりましたよね。

おじさんが若い頃は、カセットテープを記録媒体にした4トラックMTRで、リズムマシンも超小さい白黒液晶にボタンを押してツブツブを並べていくという作業に苦しめられたものです。それでも当時は良かった・・・なんて微塵も思いません。ラクラク録音最高!としか思いません。

カバー好きもそれが嵩じてちょっとおかしくなってきて、デキの良いカバーよりもトンデモカバーを発見した方が少し嬉しい気すらする今日このごろです。ちなみに今回ピックアップしたのはデキが良い方カバーですよ。

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