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レコードをいい音で聴くために

レコードを綺麗に埃取りをしてから聴くというのは鉄則だけれど、何枚ものレコードを聴いているとどうしても針先に埃がまとわりついてくる。

私のダメ耳でも音がなんか変だなと思った時は、大抵、針先がよごれている。そんな時は、針先をクリーニングしてあげれば良い事は、レコードファンには当たり前のことだろう。

そんな時、私は、針先のクリーニングを必ずプレーヤーからカートリッジ毎とり外して、手元で30倍のルーペ越しに、針先を確認しながら掃除をする。プレーヤーについたまで掃除をしただけだと綺麗に全部取れていないことがルーペを覗くとわかるのだ。そして、よく焦点を合わせて針先をみると、肉眼ではわからないけど、髭の様な埃が残っていたりすることがある。綺麗に埃、ちりを落とすと、綺麗な針先が見えて、新品になった様に見える。(メーカー推奨では、数百時間で摩耗するので取り替える様にとの事。がしかし、30倍のルーペでは、そんな擦り減りは、全く確認できない。きっともっと倍率の高いルーペでないと擦り減りは見えないのだろうなぁという事にしておく。)

ここまで綺麗にすると、蘇った様にいい音に聴こえるのは、私のダメ耳だから?
と納得した上で、また、いい音に聴き入ることができることに感謝するのである。