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6B4Gシングルアンプ費用

一般的に2A3(6B4G)を自作するとどれくらいの費用がかかるのだろうか?
安いキットでも10万円は下らないだろうし、こだわれば20万円を軽く超えてくるだろう。

私の場合、サラリーマン引退後でお小遣いは限られているので、そんな大金をおいそれとかけるわけにはいかない。

でも、何とか作りたいから色々考えてみた結果、費用的にはこんな感じになった。

電源トランス:ZTU-03
電圧増幅段用ヒーター電源:J-631
6B4G用ヒーター電源:J-632W
アウトプットトランス:OPT-11S x 2個
合計:25,000円+α

トランス類は全て東栄変成器で、カバーがついていない裸の安い方である。完成後の接触感電を考慮した作りにすれば、こちらが断然安い事になる。私の場合、木工でカバーを作り、放熱対策も考えるので大丈夫と考えている。

手持ちを除いたダイオード、コンデンサー、抵抗、ラグ板、コネクター、ボリューム、スイッチ等々は、地元電子部品屋、マルツオンライン、フロービスで必要に応じて購入
合計:約10,000円

コンデンサー、抵抗他電子部品は、こだわらず標準的なものでできるだけ安いもので揃えている。

ケースについては、手持ちのアルミ板、ブナ材、合板などを加工しているので、アルミケースを購入する必要はない。

あとは、肝心な真空管自信だが、6B4G2個は、地元の電子部品屋で、程度の良い中古5,000円、6AU6は、人気がないタマなので、ヤフオクで中古を落札しても、2個で1,000円程度。

とすると、合計で、40,000円を少し超えてくるが、50,000円には程遠い程度の費用であろう。

こんな感じなので、時間をかけて勉強しながら、楽しみながら、失敗しながら、あーでもこーでもやりながら、カミさんに言い訳しながら、何とかゴールに辿りつく事ができる。

前回の、6FQ7は、全部で14,000円ぐらいだったから、やっぱりこのクラスだとそれなりの費用はかかるけど、できたブツの存在感が違う。

じゃぁ、存在感のあるブツだから、ミニワッターと比べて、格段にいい音色か?と言われると、ダメ耳の私のことなので、そこのところはノーコメント!