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詩集 『鯨骨生物群集』 目次

彼女を隠してあげられる世界を作りたかった

彼を守ってあげられる世界を望んでいた


『星宿』 

せいしゅく : 星座。ほしのやどり

『晨光』 

しんこう : あさひのひかり

『賞翫』

しょうがん : めでもてあそぶこと。

『風霜』 

ふうそう : 霜気を含んだ冬の北風。きびしくはげしい苦難。

『痛楚』

つうそ : いたみ苦しむこと。

『闃然』

げきぜん : 静かでさみしいさま。

『縹渺』

ひょうびょう : ほのかに見えるさま。広くかぎりのないさま。

『清冽』

せいれつ : 水が清くつめたいこと。

『憧憬』

しょうけい : あこがれること。

『瀰散』

びさん : 広がり散ること。

『拝跪』

はいき : ひざまずいておがむこと。

『気焔』

きえん : 燃え上がるような、盛んな意気。

『幽邃』

ゆうすい : 景色などが物静かで奥深いこと。

『余光』

よこう : 日没のあとに残っているひかり。

『鯨骨』

げいこつ : かつて僕が願ったもの。今私が望むもの。



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掲載絵 : koji 様

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貴方のその気持をいつか僕も 誰かに返せたらなと思います。