縹渺
瞳の裏で乾いた 君のいない部屋
開ければ夜があった 暗い空を見てた
消えちゃいないんだろ?
隠れてるだけなんだろ?
光を待つ僕だけがいるんだ
擦れていく心ぼやけ
繋ぎ止める朝が来ないなら
息を止めて夜を続けよう
瞳の裏で咲いた 君を宿す花
閉じれば夜があった 淡い朝を捨てた
消えちゃいないんだろ?
隠れてるだけなんだろ?
光を待つ僕だけがいるんだ
寂れていく心ぼやけ
せき止める波が来ないなら
息を止めて僕は沈もう
一人ぼっちと思ってた
この広く暗い海の世界で
静かに照らされていたんだ
これが光だとわかったんだ
ずっと見えていたんだ
見ないふりをしてたんだ
心があった
辿れば君だった
君を待つ僕だけがいるんだ
朽ちていく身体ぼやけ
繋ぎ止める朝が来ないなら
息を止めて夜を続けよう
消えちゃいないんだろ?
隠れてるだけなんだろ?
ー ー ー
ー ー ー
貴方のその気持をいつか僕も 誰かに返せたらなと思います。