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尾道で感じた、デメリットな点

ここまでは尾道の、どちらかというと良いところばかりにスポットを当てて書いてきました。しかし完璧な場所など無いというもの。ここでは移住して半年たった今だからこそ見えてきた点を書いていきます。

なお重複する部分があるので、よかったら下記の記事も読んでみてくださいね。

深刻化する空き家問題

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「近年、長期にわたり住む人がいなくなった空家等が増加し、十分に手入れされないまま放置された結果、防災・衛生・景観等の面で周辺の生活環境に悪影響を及ぼし、大きな社会問題となっています」出典:尾道市役所HP 空家等対策より抜粋。

尾道の坂の上を探索していると、倒壊していたり、壊れかけている家屋がところどころ目につきます。それは山手にある家は、現在は空洞化・高齢化が進み、空き家が数多く存在しているからです。

尾道にある空き家は、明治から昭和にかけて建てられた物件が多く、中には嗜好を凝らした茶園や別荘など、建築的価値が高いものなども含まれています。

しかし自動車も入れない細い道や斜面に立っているので工事もしにくく、使い勝手も悪い。今の建築基準法だと建て替えもできないので、高額なリフォーム代を払うか、時間をかけて古民家をDIYするしかありません。

いぜん古民家の改築の手伝いもしたことがあるのですが、重い資材を坂の上まで人力で運んだり、虫やネズミの住処となった空き家を片付けていくのは、なかなか時間と根気がいる作業になります。

しかも手間ひまをかけて改装しても、昔ながらの建物なので虫が侵入しやすかったり、耐震性に不安があるなどの課題もあります。なので金銭面・快適性などの問題で、住むのには総じてハードルが高いのです。

景色は最高だけど、不便も多い「坂暮らし」

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まず大いに悩んでいるのは【虫】です。尾道の坂にある古民家は、尾道三山のいたる所に建っているので、虫や野生動物が多いです。

都会生活が長かったので、ムカデと格闘したり、夜は蚊帳を使って寝るなど、生まれて初めての経験をしています。

虫対策グッズに多少のお金はつぎ込んで対策をしないと、安心して暮らせません。それでもヤツラは侵入してきますが・・・今では家の中で暗がりを見ると、どこか虫が潜んでいないか、軽く恐怖感を覚えるようになりました。

また通り道も虫がよく出ます。空き地・空き家・山の緑が隣にあるので、蜂がブンブンと飛んでいたり、ムカデを踏みそうになったり、夜にはGの姿も・・・季節によっては通るのも一苦労するときもあります。

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※空き家になって草木が生い茂っている所(左側)と、昼でも暗い道。

次に【坂】です。単純にアップダウンがキツく、最初は家に帰るまで、息を切らしながら登っていきました。その他では街灯が少なく、スマホのライトをつけて歩いたりなど、道も整備されていないところが多いです。

特に雨の日は石階段など注意しないと滑りやすいですし、斜面地なので雨水が上から下に流れ、道が川のようのなっているので、通るのが大変です。

下記の記事でも尾道暮らしのメリット・デメリットを書いたので、興味がある方は読んで見てください。

日中と夜の寒暖差

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昼間は暖かく晴れの日が多いのですが、夜から朝にかけては割と寒いです。日によっては東京・大阪よりも気温が低い時があり、年によって冬は水道が凍結するような日もあります。

瀬戸内海は日中は温暖ですが、意外に夜は寒いので注意してください。

保守的な地元住民?

最初は接しやすい人が多いな〜と感じた尾道ですが、それは移住者のコミニティや人とよく接しているからだと、後々気付きました。

もちろん尾道は昔は交易都市・今は観光都市なので、地元民も外から来る人には慣れています。しかしだからと言って、移住者を全て受け入れているわけではなく、今までその片鱗を感じる出来事がいくつかありました。

まだ移住して半年、まだまだ見えていないようなところも多いようです。


#移住 #地方移住 #尾道

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