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社会人2年目視点から、メーカーで商品開発に関わる職種5種

はじめまして。Uと申します。
私は大学でデザインを学び、現在はプロダクトデザイナーとしてメーカーで日々商品開発を行っています。

このご時世、なかなか人と会って話す機会がなく、雑談の機会が不足していることもあり、noteを始めることにしました。

ものづくりに興味がある方や就職活動されている方に、自身の経験や学びが少しでもお役に立てれば嬉しいです。


▫️今回は、ほんの少しだけ商品開発について触れられたらと思います。
私自身、メーカー志望で就職活動をしていましたが、実際には働き始めるまでどんな人たちが関わり、どんなプロセスで製品が作られているのかほとんど知りませんでした。

以下、かなりざっくりですが、開発業務に関わる人について紹介いたします。

①企画/マーケター
開発製品の市場状況・売上状況のデータの分析やインタビューなどを用いて、仮説検証し角度の高め、商品企画/コンセプト/販促方法等を含めて検討し戦略立てる。

②デザイナー
商品企画やコンセプトに合わせ、適切なビジュアルに落とし込む。企画と相談しながら、仕様等を決める。(プロダクト/グラフィック/UIUXなど。)

③プロジェクトマネージャー(PM)
各部署との仲介しプロジェクトをまとめ管理する。スケジュール管理やコストバランスの調整を行い、スムーズに製品開発が予定通り進められるように調整する。

④設計/製造
企画の考えた仕様やデザイナーがビジュアル化したものを実現する。筐体設計や組み立ての方法を検討し、より詳細で具体的に設計する。

⑤品質管理(QC)
製造方法が適切か?たくさん作っても品質にバラつきがないか?安全性は確かであるか?など。不具合0を目指し品質管理を行う。

開発自体は主に①②③④⑤で連携します。一概に商品開発といっても商品に対する関わり方は様々であることがわかると思います。どの人が抜けても商品を完成させることはできません。

会社によっても、どれくらいの人数が関わるのか?一人でどこまでやることが求められるか?作る物や会社の規模によっても異なりますので、その辺りは事前に確認しておいたほうが良いかもしれません。

基本的には、大きい企業ほど効率的に細かく分業されており、小さい企業ほど個人の業務の幅は広いイメージです。このような社内のシステム的な部分を知ることで、自分の求める働き方ができる場所か?この会社の求める人材像に対して自分がマッチしているか?見極めることができます。


今回は、こんな感じで初note書いてみました。
読んでいただきありがとうございました。

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