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2024.7 最近の学校のこと

#日本語学校 #日本語教師

蒸し暑い。朝からサウナみたいに暑い。
そんな中、コロナにかかり、その後も体調不良が続き…
七転八倒の7月でしたが、七転び八起きとしたい。

7月末から夏休み開始です!


▼水無月(お菓子)

今年、日本語学校の日本文化体験(茶道)で初めて水無月を食べました。
まったく知らなかったです…。
水無月は6月30日に食べる京都のお菓子。
ういろうのようなもちもちした生地に、甘く炊いた小豆がたくさん埋まっている。
健康を願って食べるもの。6月30日より前に食べるのは許されるが、7月に入ってから食べるのはダサいらしい!←さすが京都…。 


写真へたすぎる。。お店によっていろんな水無月があるらしい。



お茶を点てる体験をさせていただきました。私も初めてでした!


▼年金減免申請(→申請承認されました)

非常勤講師で週16コマ程度、他、特に収入のない方は、年金の減免申請をしてみてください。
マイナンバーカードがあれば、一歩も家から出ないで、申請できます。
なお払った年金の還付はできないようです(しまった…)。
減額でも一時的にかなり楽になります。

▼七夕さまざま

◎勉強ばかりでは疲れてしまうので、七夕もどき。
短冊と星のシールだけを用意して、自由にお願いを書いてもらいました。
「縦書き」が初めてという学生も(笑)!
日本語のように縦にも横にも表記できる言語は珍しいと思います。
時節柄「JLPT合格」をお祈りしていました。

◎七夕の留学生のお願い
「お金持ちになれるように」「合格」「家族の健康」あたりが定番。
そして、毎年必ず、1-2名が「世界平和」と書いてくれます。
ほんとだね。世界平和。

◎バングラデシュはイスラム教国なので、短冊は書けないとのことだった。
(多分、他の”神様”に何かお願いすることが信仰上許されないということだろう)
そういう時も学生はそっと「すみませんが…」と伝えてくれる。他の文化を尊重しつつ自分の信仰を守っている。
彼と彼の信仰へのリスペクトが芽生える。

◎勉強したことそのものより、先生が雑談や余談で話したことの方が心に残る。
ひな祭りとか七夕とか日本のバレンタインとかクリスマスとか、宗教行事というより文化だと思って(信仰上可能な範囲で)楽しんでいってほしい。

▼日本語教師あるある??

暑さと湿度でめちゃくちゃ体調もメンタルも悪かったが、授業したら治った…。
アドレナリンが出てるのか…?
→この後もコロナ、片頭痛など体調不良が続いた。。

▼コロナから復帰。

まだフラフラする、学生と話していたら少し元気出た。
やること(仕事)があるのは、ありがたいことだ。
代講してくださった先生にもお礼。みんなお優しい。全然責められなかった。むしろ心配された。

▼て形の歌(養成講座出身の日本語教師あるある)

みん日 14課。
【朗報】て形の歌、明るく元気なクラスには有効かも!(n=1)
→「サムいのでやめた方がいい」という定説が覆った。
【悲報】本当に分からない学生は歌もうろ覚えになり、歌の意図も伝わらない。

▼神戸モスクへ行ってみた

バングラデシュ(イスラム教の国)の学生が増えてきてイスラム教に興味が出てきた。
昭和の空襲も阪神大震災も生き延びた、ミラクルモスク。
モスクは英語読みで、マスジドやジャーミーとも言います。

神戸モスク(北野)。

▼私の仕事

頻繁に思う。自分の仕事に意味はあるのだろうか?
留学は日本ではビジネスだ。私たちの仕事はその歯車に過ぎないのか?
完全に抗いたければ校長をやるしかない。
だから、ひとつでも2つでも記憶に残るように、話そうと思う。
日本語の文法じゃなくてコミュニケーションを覚えてほしい。

日本語学校は何を教えるところなのか。
働き始めてからずっと考えている。

JLPTとか就職とか進学とかの「目標(値)」に追われているのは教師のほうだ。
日々の授業は一体何のためにあるんだろう。

非常勤講師である私には何ができるのだろう。


土用の丑の日は混むので前日に食べたうなぎ!

これからも書き(描き)続けます。見守ってくださいm(__)m