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2021.3.1 趣味の老人化(綺麗に言うと”和への回帰”)

委員長/関西で日本語教師

▼春の陽気と冬っぽい日を繰り返し、季節はどんどん春になっていく。

梅が咲きまくっている。

メジロ(※捕獲禁止)が飛び回っている。かわいい。

早くホトトギスの声も聴きたい。


▼で、結局(といってはあれだが)山田真貴子氏は辞職した。

これでまた女性活躍が後退したな・・・残念だ。でも「女性だから不正なこと・倫理に抵触することをしてもいい」わけではない。断じてない。

ただ辞職してほしかったわけじゃないんだけど。説明してほしかった。

なんかそんなんばっかりだな。スガ首相の前からだ。アベの頃からだ。

疑惑が持ち上がる→官邸が否定する→世間がざわつく→ざわつくピークで電撃的に辞めさせる(遅い)。でも説明は特にしない。辞めたからもういいでしょ的な。

「ハイ、スガ首相の息子さんとわかっててごはん行きました。わからないほどアタクシはバカじゃありません。数少ない女性エリートですもの。もちろんおごってもらいましたよ。だって、彼の立場的にもそうしてほしそうでしたし。ごはんくらいで直接的に便宜をはかるわけじゃありません。でもまあ、心証は良くなりましたわよね。7万円だけあって、ごはん美味しかった~!」


(※上記は私の妄想です)

でも「飲み会を断らない」オンナならこのくらい言ってほしかったなー。言えるわけないか・・・。

▼実は今、Netflixで、WOWOWのドラマ「石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの」を見始めてしまった。

これは、清武英利の同名小説が元になっている。2001年に発覚した「外務省(官房)機密費詐取事件」を追った刑事たちを描いた物語。外務省が「伏魔殿」なんて呼ばれていた頃の話だ。

脚本は戸田山雅司(相棒の骨太な脚本担当)。主演は、佐藤浩市(しぶいぜ)、江口洋介。カッコイイおじさんたちがいっぱい出ています。

でもドラマ見てると、もう裏金につぐ裏金、たった一人のノンキャリア官僚(北村一輝)がうまく立ち回り(実際、本当によく気が回る)業者や料亭に過大な請求をあえてさせて、差額を自分の懐に入れる(最終的に7億円?!)という、「その手があったか! 意外とバレない!」(※注:犯罪)みたいな、すんごい話。

ホテルに愛人、ワインに馬主・・・どんどんバブリーな小道具が出てくる。すごい・・・バブルはもうとっくにはじけていたはずだが・・・あるところにはあったのか。

お金! お金! お金! 

「この方法だと、誰が損をしてるんだろ? あ、国民じゃん!」という、いろんなものの感覚がマヒしてくる話である(官房機密費は元は税金)。

実際にあったんですね。こういう事件が。しかし私の記憶は薄い。2001年といえば大学入ったばかりで、自分のことで必死だったのか・・・あんまこのニュース覚えてない・・・。←その頃自分で税金払ってないからか。

しかし、この裏金は億単位だったが、今じゃ「7万円の会食」で大騒ぎだもんねー。クリーンになったというか、小ちゃくなったというか(昔がデタラメ過ぎたんだよ!!!!)

少額だろうがなんだろうが、公務員と政治家は「李下に冠を正さず」でお願いしますm(__)m


▼ふと我に返り。

このnoteマガジンはコロナ下での庶民の生活を書き留めるために始めた「公開日記」だった。需要? そんなものは知らん。私が書きたくて勝手に書いてるだけです(笑)

しかし最近、だらだら文章書くより、日本古来からある表現技法が一番だな!と思った。

それは「俳句」である。

最近俳句読んだことありますか? 

私は毎週読んでいます。

我らが東京新聞の「東京俳壇」で。

「俳壇」は大きな新聞なら必ずある「俳句」の投稿ページ(短歌は「歌壇」)。選者は著名な俳人の先生たち。一般の人たちがこぞって句を投稿。これがほんとのハガキ職人(さすがに今はメール投稿でもいいのかもしれないが・・・)。

▼えー恥をさらすと・・・

私は若い時は「短歌がナウくていいじゃん」「俳句って当たり前のことしか言ってないじゃん」と思っていた。(なんせ俵万智『サラダ記念日』『チョコレート革命』ど真ん中世代ですから!)

「この味がいいねと君が言ったから七月六日はサラダ記念日」(万智)

これですよ!! おしゃれ! わかりやすい!

なお私が知っている「俳句」はすべて「中学受験」で習ったものばかりである。

「古池や 蛙飛び込む 水の音」(芭蕉)

「夏草や 兵どもが 夢の跡」(芭蕉)

覚えやすい。

でも

「菜の花や 月は東に 日は西に」(蕪村)

「柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺」(子規)

・・・とかまでくると「当たり前じゃん。よくある景色じゃん。観光名所のハガキか」と思っていた(恥)。

私は俳句は短歌よりもさらに自然を詠んだものが多い印象があるのだが、その良さもわからなかった(恥)。

若気の至りである。若さとはバカさなのである。

ところが私も年を重ねてきまして・・・

現代短歌のオシャレ加減がちょっとつらくなってきた(感性の老化?)。


いやもちろん今でも、古典である小倉百人一首とか万葉集とかは好きです。でも、おしゃれ過ぎてテレるの。今の現代短歌って。「繊細な感じ」が満載で!!!!! 繊細全開って、照れるよね。

一方、俳句はきっぱりしてていいと思うようになった。5・7・5の17文字。よぶんなおしゃれや遊びや憂鬱や若さやもったいぶりを入れる字数がない(よぶんって言わない!!!)。

自然が多いのもよろしい。ヘルシーである(語彙力)。

当たり前のことをどこからどう切り取るか。そこがカッコいい。マンガのコマ割りと同じだ(語彙力2)。

17文字しかないのに「季語」を入れないといけないし、17文字だからありきたりになりそうなところを越えていって普遍に達する、みたいなところが、奥深いなと思う。

でも、ヘボ句と名句の見分けはまっっったくつかない。

いいなー。俳句ってどうやったら習えるのかなー。かっこいいなー。

よし! ここで一句。

紅白梅 男女平等 遠かりし

・・・・・・・・・・・・・・・プレバトの夏井先生に激怒されそうなのでやめておこ・・・・・・・・・・・・・。


▼ていうか、最近趣味がどんどん老人風味(寄席とか、講談とか、文楽とか、日本舞踊とか、和楽器とか、神社仏閣とか、ヤクザ映画とか)になってってるが、大丈夫なのか・・・私。

あと最後のやつだけなんか老人風味とも違う!


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委員長/関西で日本語教師

これからも書き(描き)続けます。見守ってくださいm(__)m

委員長/関西で日本語教師
ナゴヤ生まれ、2021年に東京から関西へ移住、日本語教師の道を歩き始めました(420時間+試験合格)。 ▼Theme→女性/働くこと/言語とculture ▼Like→やきそば/印象派/本と映画/古典芸能