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「あた朔」英語版計画

8月3日(月)終了の写真展「愛妻ひなさん」の会場で、冊子版「あたし、朔!」と「海辺のチガ子」を置いていた。それぞれ購入していただきまして、ありがとうございました。

で、ギャラリーオーナーの堀部さんからのアドバイス。
「自分でこれだけ書けるならKindle版出したら?」

それで最近調べて知ったのですが、Kindleのコンテンツって、無料でUpして販売出来るんですね。しかも写真付きで。イラストがあればラノベも出来るはず。

いやちょっと待て。人数を増やしたら、少しは違うのではないか?

Kindle版を出すなら、日本語でなくてもよいはず、というより、どう考えたって英語の方が読者が多そう。
とはいえ私は、中学、高校、大学と、私はどの教科よりも英語が苦手だった(大学では実はもっと苦手な「ドイツ語」もあったけれど)。
そもそも「あたし、朔!」の英語版なんて、書けるわけが……

あるかもしれない。

今、Google翻訳がかなりいい感じになってきている。DeepL翻訳というのも、なかなか。みらい翻訳というのもあって、こちらもいい感じ。「英語が苦手なくせに何がいい感じだ!」と思われるかも知れないけれど、それは「一度英訳した文章を再度日本語に翻訳」してみると、ああ、悪くないな、と思うことが、結構あるので。そうか英語教育なんてもう不要なのか、という話にはなりません。機械翻訳が優れてきているといっても、現状ではどうしても「いくら何でもそれはちゃうやろ」と思うことはある。そこは、中学卒業レベルくらいの英語力ながら自力で修正してみて、再度日本語に翻訳してみる。あ、こんな感じかな?くらいにまでは持って行ける気がする。

それで、これは果たして実現するかどうか不明だが、「あたし、朔!」を、英訳してKindle版を出そうかと思い始めた。

 ビシャーン!バリバリっ!
 深夜、俺は雷で目が覚めた、いや俺に雷が落ちた?死ぬ?その瞬間に考えたことは愛猫の朔。毎晩俺の左腕を枕にして眠る十四歳の白三毛猫。朔!朔が居ない!雷から逃げ切れた?それならいいんだが、そういう俺はまばゆいばかりの光に包まれている。なにこの光?それもどうでもいい、朔!どこへ行った!

 ドッスン!
 
 左腕に何かが落ちてきた。朔?いや重い。朔じゃない、ってぇ、人間?髪が長い。甘い匂い。女子?近頃は匂いを嗅ぐだけで痴漢になるらしいぞ?いやそんなこたぁどうだっていい、この子、誰?同級生くらい?女子の腕枕なんて生まれて初めて。本来なら喜べるシチュエーションだろうが、大切な朔がいないことが心配でならない。朔!朔!どこへ行った?そして女子!お前は誰だ?



"Bisharn! Bali! Bali!"

At midnight, a thunder hit me. lightning?I'll Die? "Saku! Saku". A 14 year old white tortoiseshell cat that sleeps with my left arm as a pillow every night. Saku! There is no Saku! Have you escaped from thunder? I want you to be so. And I. I'm surrounded by a dazzling light. What is this light? No, light doesn't matter, Saku! Where did you go!

”DoSSun!"

Something fell on my left arm. Saku? No, it's heavy. You're not Saku, are you, human? Long hair. Sweet smell. Girls? These days, just smelling a girs is a crime (on a commuter train)...I don't want to talk about that now. Who are you? You're about my age? This is the first time in my life that I've had a girl's arm pillow. It would be a situation that would normally make me happy, but I can't help but worry that my precious Saku is not there. Saku! Saku! Where did you go? And the girls! Who are you?

Translated with www.DeepL.com/Translator (free version)
(実際には、少し自分で手を加えました。)

こんな感じかな?和文バージョンと英文バージョンは微妙に違う。和文には和文の「くだけた言い方」があり、翻訳しようがない部分がある。機械翻訳は「ビシャーン、バリバリ」とか「ドッスン」を翻訳してくれなかった。そりゃそうだろう、日本語だもん。日本のマンガ読んでる人ならわかるかな?わからんかもしれんな、でもしゃあないやん。私たちだって村上春樹の全てを理解して読んでいる訳ではないのだし。

英語だけカバーしても、世の中にはポルトガル語とかトルコ語とかロシア語とか、もっと沢山の言語があるじゃないか、と今までの私なら考えた。だが、Instagramに19カ国語のハッシュタグをつけて分かったことは、多くの人は母国語でやりとりしているけれど、母国語+英語、の出来る人って、実はそんなに珍しくないみたいだ。英語版を出せば、とりあえず、とりあえずではあるが、グローバル対応に近いことは出来そうだ。

しかしなあ、上記の冒頭部分だけで15分くらいかかった。いつ出来上がるだろう?

サポートをいただければとても嬉しく思います。 写真を撮ったり、書き物をしたり、そういう活動に活かします。