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フルマラソンを完走して「トライ&エラー」が改めて大事だな、と思った話

半年間の練習では最長で25km走が最高距離。

忙しくて時間が取れなかったわけではなくて「失敗したくない病」のせい。

年末年始とか、ずっと30km走や、フルマラソンの距離を走る時間はあったのだけど「走りきれなかったらどうしよう」の恐怖心が勝ってしまい、最後まで練習できずに本番を迎えたのだ。


結果は上のとおり。30kmを超えても7分を切るタイムで順調に進んでいけた。これが先に解っていたらもう少し前半のペースを上げられた。

「明日やろうはバカやろうっ!」なんて言葉もあるくらい、やっぱり実践して、問題を見つけたら修正する「トライ&エラー」がなにより大事なんだなぁ、と頭ではわかっているのにおじさんになると「失敗」がなにより怖くなってしまう。

失うものなんてたかが知れているのに。


今回で言ったら、体ができてきたらなるべく早く一度同じ距離を走って、そこで早めに失敗なりして「自分の弱み」を把握しておく事が大事だったな、としみじみ。


筋肉痛だって、目いっぱい動いてみてはじめてどの部位に現れるかわかるわけで「こりゃインドメタシンを塗らなきゃダメだ」となるまで、練習のうちに一度、目一杯動かさないといけなかったな、と何度も反省。

それができないのは、心のなかでなんとなく「うまくいかないかも」という失敗した時の自分が頭をよぎるから、と偉い人が言っていたけど、まさにそうだ。意気地無しなのだろう。


今回の結果も中盤、特に30kmを越えた距離から逆にタイムが縮まっている事は終わってからわかった事で、正直もったいなかった。


現時点の体力でフルマラソンを走り切れる体力はすでにあった、という事になるし、一度走っておく事ができたなら、どの程度ペース配分できるのかにも気づけたはず。


もちろん大きな失敗は後々からだだけでなくメンタルにも影響する事もあるから、失敗をなるべくしないほうがよい、というのは正論。

ただある程度の準備ができたらそんなに怖がらずにやってみるフットワークの軽さも意識しないと悔しい思いもするのだと今回学べてよかった。

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