見出し画像

子ども達だけの居場所ではなく・・・。

2月末に、学童に入れないという通知があった後、同じような悩みを抱える親御さんも少なくないので、地区のコミュニティセンター(コミセン)で学童のような居場所作りができるのでは?という一つの可能性が出てきた!

そして、地区の会長とコミセンのセンター長、民生委員の方々が集まって下さり、放課後と長期休み中にコミセンを使えないか?という話し合いをした。地区の方々はとても前向きに意見をして下さり、実現に向けて動こうということに!とても温かい姿勢に涙が出そうになった(>人<;)

また、地区会長の話を聞いていると、高松駅に近いこの地区でも高齢化がかなり進んでいるとのことだった。6つ程の町で成り立つこの地区の人口統計表を見せてもらうと、60歳以上の人口が圧倒的に多く、子どもの数が圧倒的に少ない。

そして、お子さん達が県外に出てしまい、じいちゃんばあちゃんの独居世帯が多いとのこと。そのため、この地区に愛着を持って欲しい、地区の人々の交流を広げたいという想いを強く持たれていた。

今回、子どもの居場所作りができないかと思い、地区会長達とお会いして話をしたけれど、10年以上もここに住みながら、自分が住む地区の実情や課題について全く知らなかった・・・と思った。高松駅に近くて中心部に近いこの地区でも、少子高齢化が進み、子どもや孫と離れて暮らす高齢者の方々が多数を占めることにも全く気付いていなかった。

地区会長の話を聞きながら、居場所や人との交流の場が必要なのは子ども達だけではないように感じた。

そして、息子に会う度に「今日も会えて嬉しいで!朝から元気な姿を見るとおばちゃんまで元気になるんやで!」と満面の笑顔で話しかけてくれている80代のおばあちゃんのことを思い出した。また、息子とそのおばあちゃんが一緒に写った写真を額に入れてプレゼントした時には、「うわ~、嬉しいわ!この写真を見ながらご飯食べるわ!」とものすごく喜んでくれた。

息子と地域のじいちゃんばあちゃんとの触れ合いを日々見ながら、子ども達はじいちゃんばあちゃんから元気をもらうし、逆にじいちゃんばあちゃんも子ども達から笑顔をもらっていると感じる。子ども達の放課後の居場所作りと同時にこの地区の人達との交流ができればいいなあと思う!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?