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「役に立つ」の呪縛
三十輻共一轂。当其無、有車之用。
埏埴以為器。当其無、有器之用。
鑿戸牖以為室。当其無、有室之用。
故有之以為利、無之以為用。
車輪はスポークとスポークの間に何もない空間があるから車(輪)は役に立つのです.土器は何もない空間があるから器として役に立つのです.部屋のなかに何もない空間があるから部屋として用をなすのです.形あるものに価値があるのは,無用のものがあるからなのです.
ここ数日「役に立つ/立たない」に関するお話しにふれるきっかけが多かったので,今日はお気楽エッセイ?です.
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