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ユニバーサル・スタジオ・シンガポール最適な観光方法:知っておきたい攻略法とアトラクションのおすすめ

世界を歩くフリーランス旅暮らし飯田さん(@iida_shi)です。

2022年12月29日、年末の繁忙期にユニバーサル・スタジオ・シンガポールへ行ってきました。
(この記事では以降、ユニバーサルシンガポールを『USS』と略します)

東南アジア初のユニバーサルスタジオということで日本のユニバが好きな私にとってはシンガポールへ来た目的の1つでした。

この記事では1人でUSSに行き、全てのアトラクションに乗った男の感想や回り方、かかった費用、行く前に知りたかった情報などを紹介します。

これからUSSへ行こうと考えている人にとってはかなり有益な情報になっているため、ぜひ最後まで読んでください。

※当記事では『1シンガポールドル→100円』ということを念頭に、全て円で表記いたします。

ユニバーサル・スタジオ・シンガポールの基本情報

ユニバーサル・スタジオ・シンガポールは、東南アジア初のユニバーサルスタジオで、2010年にオープンしました。

USSは日本のユニバと同様、映画やテレビ番組の世界を体験することができるアトラクションが楽しめます。また、ショーやパレードなどのイベントも開催されています。

主に以下の映画のテーマに基づいたアトラクションがあります。

  • トランスフォーマー

  • ミニオン

  • シュレック

  • ジャスティス・リーグ

  • ジュラシックパーク

またUSSは、リゾート・ワールド・セントーサという複合施設に位置し、その中にはユニバーサル・スタジオ・シンガポールだけでなく、水族館やショッピングモール、プールなどがあります。

繁忙期に全てのアトラクションに乗った周り方

2023年12月29日、年末の繁忙期に私はUSSへ行きました。
そんな繁忙期でも全てのアトラクションに乗った回り方を紹介します。

なおUSSにはエスクプレスパスという、なんでも並ばずに乗れるチケットを買うことができますが、私は購入していません。

ホームページから引用

私は最初に園内を反時計に回りました。

そして入園から2時間で以下5つのアトラクションに乗りました。

  1. ジェットコースター(SFエリア)

  2. ジュラシックパーク(ロストワールドエリア)

  3. キャノピーフライヤー(ロストワールドエリア)

  4. シュレック 4D アドベンチャー(おとぎの国エリア)

  5. 長ぐつをはいたネコの大冒険(おとぎの国エリア)

入園してまずみんなが通るのがハリウッドエリア。
直進すると分かれ道になっており、左へ行くとシュレックのエリア、右へ行くとニューヨークエリアへ辿り着きます。

「ジェットコースターは一番混む」というネットの情報を信用して、開園の空いている時間にジェットコースターに乗りたかったため、右のニューヨークエリアへ。
アメリカのニューヨークをモチーフにされた建物が並んでおり、綺麗な写真が撮れそうな外観。

さらに進んでいくと絶叫系アトラクションがあるSci-Fi(SF)エリアにたどり着きました。トランスフォーマーのアトラクションが見え、その奥にお目当ての屋外のジェットコースターがあります。

入園して最初にジェットコースターへ乗ることに。
荷物をロッカーへ預け、いざ乗り込む。

乗り込んで少し進むと、急スピードで走り出す。日本のようにゆっくりスピードが上昇するジェットコースターとは訳が違いました。

最初からクライマックス。心の準備なんて言葉を発する暇すらなく、進んでいきます。

めちゃくちゃ叫んで喉を痛めました。幸先が不安だ…。

ジェットコースター

乗り終え、先へ歩くとすぐにエジプトエリアが見えてきます。

興奮しました。

ファラオやアヌビスの像が置かれており、エジプトエリアへ行くだけでも価値があるんじゃないかっていうぐらい迫力がありましたね。

高いテンションのままエジプトエリアの目玉アトラクション『リベンジ・オブ・ザ・マミー』へ乗ろうとしたら、運営開始時刻がなんと13:00から。

11:00開園でまだまだ時間があるため先へ行くことに。

ちなみにこのアトラクションは、USS唯一の室内型ジェットコースターで、日本のディズニーシーのインディ・ジョーンズに2倍の怖さを足した感じでした。

リベンジ・オブ・ザ・マミーの入口

リベンジ・オブ・ザ・マミーを後にジュラシックワールドがあるロストワールドエリアへ。

ここでジュラシックワールドの水上アトラクションに乗りました。
めちゃくちゃ濡れます。足元はびしゃびしゃ、髪も写真の通り。

流れる水流にゴムボードが不規則に回転するため、何度乗っても楽しめるアトラクション。

びしょびしょになりながらも、ジュラシックパークを出た目と鼻の先にある、『キャノピーフライヤー』というジェットコースターへ。

はっきり言って日本のユニバにあるフライングダイナソーの劣化版です。
程々の期待値で乗ることを推奨します。

その後、おとぎの国のエリアへ。
このエリアの真ん中にはでっかいお城が特徴的で、主にシュレックのキャラクターがたくさんいました。

シュレック4Dアドベンチャーと長靴を履いた猫のジェットコースターに乗りました。

そしてトボトボ歩いていくと入り口へ戻ってきました。

行く前から覚悟はしていましたが、やはり日本と比べて狭い!
寄り道せずパークを1周したら、15分しかかかりません。

なお2022年12月29日の段階でマダガスカルエリアは閉鎖していました。
その代わりとしてミニオンのエリアができるらしいです。

これが一通りの周り方です。この後はぼちぼち空いてそうなアトラクションを片っ端から乗りました。

また人気なリベンジ・オブ・ザ・マミーととトランスフォーマーはシングルライダーを使えば待たずに乗れるため後回しにしました。

ちなみにシングルライダーとは、アトラクションの席に空きが発生した時の穴埋め要因です。受付で「Single rider.」といえば案内してくれます。

なお、ここで紹介した周り方はあくまで繁忙期の周り方であって、USSのシーズン外の平日に行けばサクッと全てのアトラクションに乗れるみたいです。

13:00から始まるリベンジ・オブ・ザ・マミーを30分前から待つ列

ユニバーサル・スタジオ・シンガポールでかかった費用

みんなが気になっているであろうお金の話をします。
おそらく多くの人がシンガポールといえばモノの値段が高いというイメージが強いと思います。
しかし、USSに関しては想像以上に安くすみました。

  • チケット代 7,396円

  • 昼食 2,000円

  • お土産のピンバッジ 1,000円

  • 交通費 往復600円

  • 飲み物 200円

    合計11,196円

詳しい内訳を紹介します。

チケット代+食事代+お土産代

年末の繁忙期だったからか当日券のみは全て売り切れていたため、
チケット代・昼食代・商品券が含まれて9,896円のプランを購入しました。

KKdayから実際に買った内訳

旅行に関するアクティビティ・現地ツアーのオンライン予約サービス『KKday』からチケットを予約しました。

なおUSSは当日券より、ネットで前売り券を購入した方が2,000円ほどお得になるので、必ず3日ほど前からチケットを購入しておきましょう。
KKday以外にもUSSのチケットを販売している旅行会社はあります。

2,000円分の昼食券をいただいたので、ニューヨークエリアにある『ディスカバリー フードコート』というお店でクリスマス限定のストロンボリを食べました。
そしてお土産としてUSSのピンバッジを1,000円で購入しました。

ケーキかと思いきや、ピザの生地に包まれたパンのようで中にお肉が入っていた

交通費

私が滞在していたリトル・インディアからUSSまでは電車を2本乗り継いで片道は500円。帰りはUSSから島を出て、本島の電車から1本で帰宅したため100円で帰りました。よって交通費は合計600円です。

モノレールが400円と市内の地下鉄と比べて値段が高かったですね。
閉園までいたためモノレールへ乗るのに行列ができていたため、USSの余韻に浸りながらセントーサ島を歩いて渡りました。

飲み物

USSはセントーサ島の中にあります。
セントーサ島へはモノレールに乗って行くのですが、乗る前にショッピングモールがあったためポカリスエットを2本買いました。2本で200円でした。

ありがたいことにUSSでは飲み物や食べ物の持ち込みは禁止されていませんでした。タッパーに詰めたご飯を路肩で食べている家族をよく見かけましたね。

1日でかかったお金は合計11,196円ほど。
男1人で行ったためかなり安く済みました。

ユニバーサルスタジオシンガポールの全体の感想

実際に行って感じた気づきを3つシェアします。

英語が使えなくてもなんとかなる

「行ってみたいけど、英語わからないから楽しめないでしょ?」

そう思っていたら大間違い。

日本語の案内や日本語表記への変更などがありますので、英語ができなくても問題なく楽しめます。

例えば、シュレック4Dアニメーションは劇場型のアトラクションなので英語が分かったほうが楽しめますが、ノンバーバルでも十分楽しめる内容でした。

モノの値段は意外と高くない

シンガポールだから園内で売られてるものが高いと思いますよね?
私もそう思って腹を括っていきましたが、日本のユニバーサルスタジオやディズニーリゾートのパーク内で売られているものの価格と変わらなかったです。

しかしUSSにしか売られていない限定グッズがたくさんあるので、その分お買い物をしてしまうかもしれませんね…。
もし私に定住地があったらたくさんお土産を買っていたかもしれません。危ない危ない。

器のデカさが試される

シンガポールが多国籍国家なだけあって、USSに訪れる人の国籍も様々です。

国が違えば、ルールやモラルに対する向き合い方が全く違います。

割り込みや座り込みは当たり前のようにありました。
並んでいる最中も周りを気にせずに大きなジェスチャーをして、目が指に入りそうになったりもしました。この時はすごく怖かったですね。

特に気になったのが列に並んだ時のインド人との距離感。
インドの方って、物理的な距離感がすごく近いです。

列に並んでいるときポケットからスマホを取り出そうとして肘が後ろの人に当たり、振り返るとインド系の人だったなんてことがありましたね。

割り込みや距離感の近さに対して、最初は少し不快でしたが、慣れたらそれはそれで新しい考え方や文化を知れて面白かったです。

耐えられない人からしたらちょっとしんどいかもしれませんね…。

開園前のUSS

ユニバーサルスタジオシンガポールの総評

最後に感想をシェアして終わりにします。

個人的にはすごい楽しかったですね。日本にはないアトラクションはもちろん、園内の雰囲気や作り込みが日本とは違った様式で終始ワクワクしていました。

特に「リベンジ・オブ・ザ・マミー」と「シュレック4Dアドベンチャー」と「トランスフォーマー」は行かれたらぜひ乗ってほしいです。

また園内は日本のユニバと比べて狭く、アトラクション同士の距離も近いため、そんなに歩き疲れることはないかと。
私は開園11:00から閉園20:00まで遊んだあと、USSから島を渡りましたから。笑

ただ広くないがゆえに、長時間楽しみにくいです。仮に開園からいたら16時頃には帰りたくなります。
私はその時間にお土産を見て帰ろうとしました。お土産屋へ行く道中に、今まで40分待ちだったクルクル回るコーヒーカップのアトラクションが10分待ちになっていたので、それに乗ったら楽しくなって閉園までいました。

帰ろうとしたら足を止めてきた元凶(ありがとう)

私が行ったのが年末の繁忙期だったため、座れる場所が少ないかったです。
昼食のストロンボリは外の路肩で食べました。

そんな頻繁に行かなくてもいいかなと私は思ってしまいました。仮に私がシンガポールへ1年滞在が決まったとしたら、多分1回しか行きません。

ただし今後、ミニオンと任天堂のエリアが新しくできるみたいなので、できたタイミングでまた行きたいですね。

この記事ではユニバーサル・スタジオ・シンガポールのレビューをしました。

ユニバーサル・スタジオ・シンガポールについてもっと知りたいという方はこちらも合わせてどうぞ!

これからUSSへ行こうと思っている方で、この記事を読んでもなお疑問点がある方は私のTwitterへ連絡していただければ、答えられる範囲で情報提供します。

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