飯田哲哉@ReVOYL

”Reach the Value Of Your Life” 私たちReVOYLは人が…

飯田哲哉@ReVOYL

”Reach the Value Of Your Life” 私たちReVOYLは人が生きる意味を重要視しています。 自分自身が生きることに意味づけをすること、そしてその意味は他者へ向けられたValueであること、そうしてその人の人生は意味あるものになると考えています。

最近の記事

クロップが示す心理的安全性

FAカップ決勝でPK戦の末に勝利したリヴァプール。 その監督ユルゲン・クロップこそ名将であることを私達は簡単に知ることができます。 今回、優勝メダルの数に限りがあったことについてFA(イングランドサッカー協会)に対してクロップはこのように注文しています。 「我々は2つの大会に勝った。その要因はひとつしかない。この選手たちの集団だからだ。皆が試合に出ようとしていて、トレーニングでも素晴らしかった。彼らがメンバー入りしたかどうかにかかわらず、選手たちが作り出した雰囲気は、見た

    • 多様な働き方の実現

      五木寛之先生が『自力と他力』の中で、日本の宗教についてこのように書かれていました。 「持続力の背景には(中略) 日本人の多神教的なものを認める懐の深さと、清濁あわせのむ寛容さが大きくかかわっているような気がしてなりません。」 自分の宗教は1つだけれど、みんなそれぞれあって良い、ということです。 多様な働き方を実現することと似ているなと感じました。 じぶんは自分はフルタイムで働くべきと考えながらも、それぞれの働き方を認め受け入れる包容力が文化としてなければ成り立たないの

      • ただその時を待つ

        4月29日 GWの初日に札幌から帰阪しています。 札幌は晴れていましたが、本州は雨とのことで、きっとこの雲は雨雲なのでしょう。 雨雲の上には太陽が輝いています。 雨雲の下にいると雨に濡れ心も湿っていると思いますが 雲はただその時間にそこにあり太陽を隠しているだけなのです。 雨が降っている間、ただ待っているだけでやがて太陽に会えるのです。 つらい事があっても、その辛さに嘆くばかりでなく、ただ晴れる時を待つことで、辛さは和らぐのではないでしょうか。

        • エゴイスト

          先週土曜日、ふと立ち寄った書店で出会いました。  ―『石原慎太郎と日本の青春 永久保存版』文藝春秋社― 石原慎太郎氏と五木寛之氏の対談がありましたので興味が湧いて手に取りました。自分の無知を痛感した次第ですが、それで終わっては意味がないとお二人の対談を拝読すると、知識を収集することの価値について思考が馳せました。 知ることで理解につながる。思考することで真理に近づく。 今では検索すれば何でも簡単に知ることができますが、反面、思考する習慣を失っているのではないかと思います

        クロップが示す心理的安全性

          独りで生きる覚悟

          人は生まれる時、母親という存在から切り離され、泣きながら生まれます。 その時、周囲には母親、家族、医師、助産師が立ち会っていますが、自分の生存欲求を叫ぶように泣いています。 人は死ぬ時、周囲の存在を認識しながらも、経験したことの無い死という状態に向けて独りで旅立つことを自覚します。 この変化を俯瞰すると、人生とは、独りで生きることを覚悟するプロセスだと言えるのではないでしょうか。 独りで生きる覚悟とは、周囲に期待しないということです。かなりのネガティブ思考に聞こえますが

          独りで生きる覚悟