私の世界は私が愛す

ピンクにまみれたゴミだらけの部屋を可愛いと思う感覚とかリスカしてる女の子が好きなこととか大森靖子が書く歌詞に共感出来ることとか、そういう一つ一つは私じゃないと持っていないことでこの人生じゃないと手に入れられなかった。今ぶっ刺さる音楽全て今までの私のおかげでぶっ刺さっているんだよ。そう思うと今までのゴミより汚い人生は何だかんだ良いのかなと思えた。小学生の時私をいじめたクラスメイトに言われた言葉や別れ際元彼に言われた言葉は今だって鋭くて思い出すだけで平気で私を苦しませてくるけどそんな時に私を抱き締めてくれる曲があって良かった。今の恋人に「いじめ受けた人って本当にいるのかな」と言われた時私は受けたよなんて言えなくて適当に笑った。恋人は私が今まで生き抜いてきた環境を知らないし親にすら言っていない、私を知っているのは私だけで私をこんなに憎んでいるのは私だけ。私が今まで何を見て何を感じたか全てを共有出来る訳ないんだから私の世界を見れるのは私だけ。私が私の世界を愛さないでどうするの？