嘘つきは伝統芸能のはじまり。

最近、自分に嘘をつかないように心がけている。
どうしてか?
芸人は人々の本音を代弁するのが仕事だからである。
根強い人気のある芸人を見てみよう。
常識的にみれば、不謹慎の塊である。
但し、本当に言ってはいけない一線だけは見事に心得ている。
このバランス感覚の能力が芸人のレベルだからである。
ただの不謹慎は芸ではなく、ただの馬鹿である。
ここで敢えて芸術家という言葉は使わなかった。
そういう高貴なものには嘘がつきものだからである。
それでは芸人の存在の意味がないし、そういうものは必ず人気が無くなり、活気を失い、伝統芸能と化する。
仏作って魂入れずである。

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