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選択的夫婦別姓

こんにちは。
株式会社Kanatta代表取締役社長の井口恵です。

今日は久々に友人の桜井彩乃さんとお話ししました!
彩乃さんは学生時代からジェンダーに関する取り組みをされていて、昨年発足した「#男女共同参画ってなんですか」の代表を務める、とてもパワフルで素敵な女性。

実は私の中高の同級生のパートナーでもいらっしゃいます!
近況報告含めざっくばらんにたくさんお話ししましたが、そこで色々考えさせられることがあったので今日はちょっと真面目な話をしようと思います。

選択的夫婦別姓の背景

私の周りには事実婚のカップルが何組かいます。
事実婚にしている理由はそれぞれですが、ほとんどのカップルが「法律婚にするとどちらかが苗字を変えないといけないから」という理由を挙げられます。

昨年末、第5次男女共同参画基本計画の文言上、選択的夫婦別姓をめぐる動きが大幅に後退したことが話題になりました。
第4次計画にあった「選択的夫婦別姓(氏)」の文言が削除されたためです。

私も「#男女共同参画ってなんですか」との出会いもあり、第5次男女共同参画基本計画の策定には注目していましたが、この文言の削除により、選択的夫婦別姓の導入が今後5年は見込めないと言われています。

実はこの選択的夫婦別姓が認められていない国は、先進国では日本だけ
なぜこのような状況が続いているのか、制度を変えるのはこんなに難しいのか、と正直落胆しました。

なぜ認められないのか

私自身、まだ結婚はしていないのですが、選択的夫婦別姓が早く認められるといいなと思っています。
実際に世論調査では国民の7割が選択的夫婦別姓の導入に賛成しているという事実もあります。

様々な反対意見を読んだものの、個人的には正直納得できるほどの理由はないような印象です。
また、このような新しい制度について議論される際に毎回気になることなのですが、夫婦で苗字が別々になるデメリットばかりが議論されていて、反対意見の多くはさもみんな苗字が別々になるよう前提で発言されているように感じました。

もちろん、選択的夫婦別姓という言葉の通り、制度が導入された場合は選択肢が増えるだけであって、今まで通り苗字を同じにしたい場合はできます。
現状96%の夫婦が夫の苗字にしていることから、「多くの女性が夫と同じ苗字になることを望んでいる」という意見もありましたが、望んでいる人はそのまま今までと同じように苗字を変えればいいだけなので、望んでない人の選択肢をなくす必要はないのではないかと思っています。

私も議論がなされているその場にいた訳ではないので、どんな背景があるのか全部知っている訳ではないものの、夫婦別姓というテーマに限らず、自分で選べる選択肢が増えて、より多様性が認められる社会になることを願っています。

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