囲碁観戦記者朴道純

囲碁の十段戦観戦記を書いています。 棋士の人柄がわかるようなエピソードを紹介するために…

囲碁観戦記者朴道純

囲碁の十段戦観戦記を書いています。 棋士の人柄がわかるようなエピソードを紹介するために頑張ってます。 観戦記に書いたことや書けなかったことを紹介します。 推しの棋士が出来たらめちゃくちゃ嬉しいです。 ここでは囲碁の面白さや囲碁棋士の人柄、 囲碁界の興味深い出来事などを紹介します!

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女流棋士の弱点を発見した

最近は女流棋士にインタビューする機会が増えました。 偶然、女流棋士の弱点を発見したので記事にします。 弱点が広まりすぎてはいけないので有料記事に 解説するとき、最初に確認すること

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    • 大舞台での敗北を糧に終盤力を身に着けた上野女流名人

      囲碁の魅力は何といっても棋譜の内容だ。 対局をさらに楽しんでもらうため 上野愛咲美女流名人の棋風を紹介します。 藤沢里菜女流本因坊に敗北上野愛咲美女流棋聖は序盤をAIで研究。 『ハンマー』と呼ばれるように中盤は力強く攻めて 勝ち星を重ねていきました。 その反面、ヨセにはあまり今日興味がなかった様子。 『終盤まで互角だったら勝てないのでここで仕掛けました』 などとコメントすることも。 リップサービスかな?とあまり深く考えていませんでしたが、 今考えると本音だったみたいで

      • 藤沢里菜女流本因坊の棋風を紹介します。

        囲碁の魅力は何といっても棋譜の内容だ。 対局をさらに楽しんでもらうため 藤沢里奈女流本因坊の棋風を紹介します。 棋風が積極的になった?藤沢里菜女流本因坊の武器は何といっても終盤力。 この終盤力を生かすため、実利を稼いで穏やかな展開を 目指すことが多かったです。 去年の12月、藤沢里菜女流本因坊の碁を観戦することになりました。 『最近はどんな碁を打つのかな?』と気になったので 棋譜をチェックすることに。 序盤から積極的に仕掛けているな という印象。 知り合いの棋士に

        • 上野愛咲美女流名人を紹介してみる

          プロの対局を楽しむのは難しい。 盤面だけを見ていても対局者の意図をくみ取るのは難しいから。 だから対局者のことを紹介することで 囲碁の対局を楽しんでもらおうっていう記事です。 ルールがわからない人も対局を楽しんでください。 コメントが面白い 対局終了後、上野愛咲美女流名人にインタビューする。 そんな時、天井を見ながら考えることが多い。 こんな時は 事実をそのまま伝えるのではなく、 『囲碁ファンが楽しめるように面白く伝えたい』 と考えているときの癖である。 ちょっと

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          女流棋士の弱点を発見した

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          最近は女流棋士にインタビューする機会が増えました。 偶然、女流棋士の弱点を発見したので記事にします。 弱点が広まりすぎてはいけないので有料記事に 解説するとき、最初に確認すること

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          なぜ俺はレーティング64位以下の棋士にも解説を頼むようになったか

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          以前は64位以上の棋士に頼んでいた 僕はトーナメントで活躍している棋士に解説を頼みたい と思っていた。 だから日本レーティング64位以上の棋士に解説を頼んでいた。 しかし今期の十段戦本戦トーナメントから レーティング64位以上の棋士に解説を頼むことに。 そのきっかけを語ってみよう。

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          なぜ俺はレーティング64位以下の棋士にも解説を頼むようになったか

          観戦記を面白く書こうと頑張ったら、『気合が入った観戦記だね』と褒められた。

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          僕は観戦記にエピソードなどを多く盛り込もうと頑張っています。 いい観戦記=興味深いエピソードを多く盛り込んだ観戦記 という評価軸を自分で作ったのです。 盤面の手のことは縮小させるようになったきっかけを話します。 10年以上前、産経新聞の囲碁担当がルールを知らない人に代わりました。

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          観戦記を面白く書こうと頑張ったら、『気合が入った観戦記だね』と褒められた。

          趙治勲先生との思い出(十段戦第1局編)

          「囲碁の興味深い話を聞くプラン」に参加すると最後まで読めます

          山下敬吾棋聖との挑戦手合七番勝負中、 十段戦も開幕しました。 対戦相手は高尾紳路本因坊(当時)でした。 第1局の治勲先生はあっさり土俵を割った感じ。 いつもの粘り腰はありませんでした。 棋聖戦七番勝負に全精力を傾けていた感じです。 番勝負の第1局は勝率が悪いのでこんなものかと思っていました。 記者室でちょっとした仕事をしていると治勲先生がやってきました。 治勲先生『打ち上げは何時から?』 おいら『7時半からです』 治勲先生『今は何時?』 おいら『7時10分です』 治勲

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          名人戦のシステムが少しずつ変更されているので整理してみた

          「囲碁の興味深い話を聞くプラン」に参加すると最後まで読めます

          名人戦のシステムがここ数年でどんどん変わっています。 この流れは他の棋戦にも波及していきそうな予感です。 どのように変化しているか見てみましょう。

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          十段戦第1局を観戦した後、芝野十段にインタビューしてみた

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          第1局の観戦記を頼まれた十段戦五番勝負の第1局を観戦するように頼まれました。 第1局は芝野十段の中押し勝ち。 僕は勝者だけにインタビューします。 理由は二つ。 1、敗者の悔しさを知っているから 2、敗者にインタビューしても受けてくれるわからないし、 確実に嫌われてしまうから 勝者はいろいろなことを教えてくれます。 最初は棋譜のことを尋ねます。 その後は囲碁の勉強法や息抜き、 対局前や対局後の過ごし方など。 他の棋士に聞いたエピソードを本人に確かめることも多い

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          十段戦第1局を観戦した後、芝野十段にインタビューしてみた

        記事

          藤沢里菜女流本因坊を紹介します

          プロの対局を楽しむのは難しい。 盤面だけを見ていても対局者の意図をくみ取るのは難しいから。 だから対局者のことを紹介することで 囲碁の対局を楽しんでもらおうっていう記事です。 ルールがわからない人も対局を楽しんでください。 藤沢女流本因坊の碁を初観戦2023年の12月9日に十段戦本戦、 孫喆七段VS藤沢里奈女流本因坊戦を観戦しました。 解説は孫七段の奥さんで藤沢女流本因坊の盟友である 星合志保三段にお願いしました。 藤沢女流本因坊の対局を観戦するのはこれが初めて。

          藤沢里菜女流本因坊を紹介します

          なぜ俺はレーティング64位以下の棋士にも解説を頼むようになったか

          以前は64位以上の棋士に頼んでいた 僕はトーナメントで活躍している棋士に解説を頼みたい と思っていた。 だから日本レーティング64位以上の棋士に解説を頼んでいた。 しかし今期の十段戦本戦トーナメントから レーティング64位以上の棋士に解説を頼むことに。 そのきっかけを語ってみよう。

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          なぜ俺はレーティング64位以下の棋士にも解説を頼むように…

          観戦記を面白く書こうと頑張ったら、『気合が入った観戦記だね』と褒められた。

          僕は観戦記にエピソードなどを多く盛り込もうと頑張っています。 いい観戦記=興味深いエピソードを多く盛り込んだ観戦記 という評価軸を自分で作ったのです。 盤面の手のことは縮小させるようになったきっかけを話します。 10年以上前、産経新聞の囲碁担当がルールを知らない人に代わりました。

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          観戦記を面白く書こうと頑張ったら、『気合が入った観戦記…

          趙治勲先生との思い出(十段戦第1局編)

          山下敬吾棋聖との挑戦手合七番勝負中、 十段戦も開幕しました。 対戦相手は高尾紳路本因坊(当時)でした。 第1局の治勲先生はあっさり土俵を割った感じ。 いつもの粘り腰はありませんでした。 棋聖戦七番勝負に全精力を傾けていた感じです。 番勝負の第1局は勝率が悪いのでこんなものかと思っていました。 記者室でちょっとした仕事をしていると治勲先生がやってきました。 治勲先生『打ち上げは何時から?』 おいら『7時半からです』 治勲先生『今は何時?』 おいら『7時10分です』 治勲

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          王座の白番はサーブ権?

          2024年3月1日現在、井山裕太王座の成績は6勝7敗。 ちょっと不調のように見える。 手番別に分析してみると 黒番 1勝6敗 白番 5勝1敗(1敗は申眞諝九段) 『井山王座の白番はテニスのサーブ権のようなものだ』とある棋士は語る。 棋聖戦七番勝負もお互いに白番で勝利する流れで6局目まで来た。 6局目、井山挑戦者が白番をキープできるか、 一力棋聖がブレイクして最終局に持ち込めるか注目である。

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          名人戦のシステムが少しずつ変更されているので整理してみた

          名人戦のシステムがここ数年でどんどん変わっています。 この流れは他の棋戦にも波及していきそうな予感です。 どのように変化しているか見てみましょう。

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          十段戦第1局を観戦した後、芝野十段にインタビューしてみた

          第1局の観戦記を頼まれた十段戦五番勝負の第1局を観戦するように頼まれました。 第1局は芝野十段の中押し勝ち。 僕は勝者だけにインタビューします。 理由は二つ。 1、敗者の悔しさを知っているから 2、敗者にインタビューしても受けてくれるわからないし、 確実に嫌われてしまうから 勝者はいろいろなことを教えてくれます。 最初は棋譜のことを尋ねます。 その後は囲碁の勉強法や息抜き、 対局前や対局後の過ごし方など。 他の棋士に聞いたエピソードを本人に確かめることも多い

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          俺はなぜレーティング64以下の棋士に解説を頼まなかったのか

          解説を頼む際のマイルール2月はなかなか筆が進まなくてごめんなさい。 残り二日でノルマの5本を書き上げます。 僕はに日本レーティング64位以下の棋士に解説を頼まないルールを設定していました。 ある棋士に 『このルールで頼まなかった棋士は誰ですか? 具体的に教えてください』 と質問されて困りました。 その時は日本酒を飲んでいたのであまり明瞭に返答できなかったのでここで答えます。

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          囲碁のプロを目指す子供を増やすには

          この記事は300円です。 でもメンバーシップ  やメルマガを購入することによってもっと安く読むことができるので前向きに検討してください。 最近囲碁のプロを目指す子供が減ってしまっているらしい。 これはよくない現象だ。 どうすればプロを目指す子供を増えるか考えてみます。

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          趙治勲、4度目の棋聖を目指す(七番勝負第6局編)

          この記事自体は300円です。 でもメンバーシップに入ったり、 2月の記事をまとめているマガジンを買えばもっと安く読めます。 もしよかったらどうぞ。 挑戦者決定戦は趙治勲十段(当時)が勝利した。 七番勝負は様々な場所で行われる。 何局目を応援しに行くか迷う。 日程はこんな感じ。 第1局はブラジルなので却下。 第2局の島根も遠すぎる。 2連勝、2連敗なら愛知に行くことも視野に入れたけど、1勝1敗。 まだ本気を出す時期ではない。 第5局に治勲先生が勝った時はうれしかった。

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          趙治勲、4度目の棋聖を目指す(七番勝負第6局編)

          工事中 1月のNOTE収益と寄付額について(未完成)

          この記事は未完成です。 一応1月の記事がまだ売れるかもしれないので確定ではありません。 NOTEの売り上げと手数料が確定したら更新して完成形にします。

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          仲邑菫女流棋聖の韓国移籍について思ったこと

          聞いたときは驚いた 仲邑菫三段が韓国へ移籍する というニュースを最初に聞いた時は驚いた。 女流棋聖を獲得したし、さらに日本で活躍してくれると信じていたから。 東京の研究会では物足りない?『2023年の5月には東京の研究会に行っていない』 と知っていたので東京の研究環境に不満を持っていたのだと思う。 いい研究会に参加するため、関西から東京へ移籍した仲邑三段。 こんどはさらにいい研究環境を求めて韓国に行くのだろう。

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