心細い挑戦🇨🇦

あと5日でカナダに1人できて3ヶ月が経つ。
この3ヶ月を振り返ればとりあえず我武者羅に生きたなと感じる。やっとこの生活にも慣れてきて次なるステップを歩もうとしている自分を恐れている自分もいて、今は不安でいっぱい。

私はアイスホッケーがカナダでしたいから16歳でトロントに一人で来た。トロントに来たばかりの時は本当にアイスホッケーが出来るのだろうかとばかり思っていたが、いざ自分からアイスホッケーの知り合いに声をかけて私のレベルをチェックしてもらって、また次の新しい人に出会ってその人にいいチームを紹介してもらって。とても順調に見えて私は最後のゴール、チームに入部することに恐れている。もしもこの状況が日本で起こっているならば私はここまで深く考えることもなかっただろう。なぜなら私の両親がアポイントメントをしてくれ、トライアウトもリンクまで送迎してくれて私はただ車に乗ってトライアウトに参加するだけだから。
でもカナダにいる私はそれができない。全て一人でしないといけない。知り合いからコーチを紹介してもらって、その人とやり取りしながら1人で全てやらないといけない。

トライアウトに無事参加できるだろうか。
家まで無事に帰ることはできるだろうか。
ホストファミリーに迷惑をかけないようにお風呂に入ることはできるだろうか。
チームに入部することはできるだろうか。
チームに入部したら1人で毎回の練習に参加することはできるのだろうか。
チームメイトと英語でちゃんと会話することはできるだろうか。

1人で全てしなければいけないという不安から日本にいたら心配しない所まで全て不安になってしまう。

今日はトライアウトの日だ。
私のスキルを全て出し切りたいと思う。

トロントに来てから挑戦をする回数が日本にいる時の数十倍になっているし、その度に恐れてでも諦めない自分がいて、それが成功した時、大したこと無かったなと思う。終わってからは小さなことのように感じるけれど、未知の世界に飛び込むことはとても怖くて出来ればしたくない事だ。

でもそんなことを何度も1人でチャレンジしてきた自分自身に誇りを持って私は次のステップも駆け上がるだろう。

これを小さな事の用に感じている1年後の私は最高の笑顔で日本に帰国しているだろう。

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