誰も描いてないキャラを創るためにやったこと
ココロンの制作者BENIOです。
今回は、資料集めでやったことの覚え書きです。情報を求めて、飛行機で宮崎にも行きました。
ネット・本の資料もたくさん集めました。大変な作業もありましたが、私はやってみてよかったと思っています。
また、学んだことはキャラクターづくりだけでなく、フリーペーパーやデザイン制作にもつながりました。
キャラクター紹介
まずは、誰も描いていなかったキャラクターを紹介します。
囲碁キャラのはまぐりちゃんです。
このキャラは、 "はまぐり碁石"をモチーフにしました。
そして、はまぐりちゃんが主人公のマンガをTwitterで更新中です。碁石・碁盤などの「囲碁の道具」を題材にしています。
碁石の素材は、はまぐりだけでなくガラスや紙など様々ありますが、伝統的な素材を選びました。
なぜなら、日本の伝統工芸を後世に残したいと考えたからです。
この漫画を描くために、資料を本格的にさがしました。
資料を集めるためにやったこと
ステップ1ネットを見る
まず、やったことは検索です。もちろん、ネットには誤りもありますが、これが逆によかったです。
なぜなら、どんな情報がまちがって人々に伝わっているのか知ることができたからです。
その誤りは、道具の故障につながることも。せっかく買ったものだから、長もちさせたいと誰もが思うでしょう。
あえて、本当かわからない情報も含めて、ひたすら情報を集めました。
ステップ2本・論文・新聞記事を読む
出版物の多くは、推敲されているので信頼できます。
一番効率がよかったのは、まず、最後のページを見ることです。
参考文献一覧があり、何の本を読めば知りたい情報が手にはいるのかわかります。
ステップ3現地に取材に行く
次に、情報だけでなく、実際につくっている職人の生の声が聞きたいと思いました。
そこで、私は飛行機に乗って宮崎へむかいました。
現地で、はまぐり碁石と本かや碁盤について取材させていただきました。
宮崎に行った時の写真がこちら。
碁石造りの写真やインタビュー記事は、フリーペーパー紙面でご確認ください。
新しい取り組みにつながった
こうして、キャラクターを描くために調べていくうちに新しい取り組みにつながりました。
道具にフォーカスした、囲碁のフリーペーパーココロンをつくることに。
すると、おもしろかったというご感想をさまざまな方からいただけました!
インタビュー記事を写真とテキストで伝えたことで、職人の生の声が読者に届きました。
とてもうれしかったです。
今後の夢
フリーペーパーココロンは、写真とテキストがメインです。
今後は、難しい解説をやわらげるときにゆるくキャラクターを登場させたいな、と考えています。
さらに、学んだ知識はさまざまな制作で役にたっています。
↓制作物まとめはこちら↓
今後も、学んだ知識をいかしていろいろなことに挑戦していきたいです。
あらためて、取材にご協力くださった
ミツイシ株式会社黒木碁石店様・那須記男様・熊須碁盤店様・熊須健一様
にお礼申し上げます。
読んでいただきありがとうございます。よろしければサポートをお願いいたします。囲碁フリーペーパーココロンの制作費(取材・印刷・発送などの費用)に使わせていただきます。