【売れるマーケ】収益は「餃子」で確保しろ!
店主たちは、いつも集客で悩んでいます。
セールをすればお客さまは来てくれるけれど、
あまり収益には繋がらない。
それは当然のことです。
単なる安売りをしているからです。
利益を少なくしてお客さまが増えても、
儲かる金額は大差ありません。
薄利多売で儲かるのは、大規模店だけです。
店主は、それがわかっているから、
セールを躊躇するのです。
しかし、セールもやり方次第で、
収益に繋げることはできます。
「目玉商品」を作って、ガンガン集客しましょう。
と言うと、大昔のコンサルティングのようですが、
実はこれが、小さなお店でも
セールで収益を上げることができる方法なのです。
単にお得な目玉商品を作っただけでは、
収益は上がらず、損をするだけです。
目玉商品と一緒に買ってくれそうな商品の
利益率を高める工夫をするのです。
つまり、原価が安く、
しかも買いやすい価格の商品を作るのです。
ついでに買ってくれる商品で、収益を上げる戦術です。
たとえば、幸楽苑や日高屋など、
ラーメンの安いお店があります。
しかし、お客さまは
ラーメンだけを食べるわけではありません。
炒飯や餃子、唐揚げなどを注文します。
もっとも注文の多いサイドメニューは、餃子です。
餃子の価格は安く設定されているので、
ついでに注文しやすいのです。
ところがこの餃子は、安いけれども利益率が高いのです。
原価率十数%。非常に儲かる商品なのです。
すなわち、安いラーメンを目玉商品にして集客し、
ついでに注文する餃子で、収益を確保しているのです。
目玉商品を作るかたわらで、
利益率の高い“収益商品”を作ることが重要なのです。
これを同時にやらないと、目玉商品ばかりが売れて、
まったく儲からないことになります。
この餃子のような“収益商品”を作ってください。
買いやすい価格で、利益率の高い商品を。
それが、お店を支えてくれます。
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