【無駄話】大阪のガキは最強。
金子みすず童謡集「わたしと小鳥とすずと」より。
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「こだまでしょうか・大阪編」
こだまでしょうか。
「遊ぼう」っていうと
「ええけどぉ〜」っていう。
「ばか」っていうと
「ばかっていうもんがばかやろ!」っていう。
「もう遊ばない」っていうと
「べつにええもん!」っていう。
そうして、あとで
さみしくなって、
「ごめんね」っていうと
「わかったらええねん。まっ、ゆるしといたろ」
っていう。
こだまでしょうか、
いいえ、まったくちがいます。
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大阪の幼稚園児なら、きっとこう答えるでしょう。
実に洗練された受け答えです。
相手が幼稚園児だからって、決して迎合しない姿勢。
単純に「ばか」って返すのではなく、
相手の本当のばかさ加減を
論理的に説明している知性。
「別にええもん!」と言うのは、
遊び相手は他にもたくさんいる、
という、交際範囲の広さを語っています。
そして、相手が非のあることを認めたことに対して、
“わかればいいんですよ”という寛大な心の持ち主。
人間の大きさが表れています。
大阪の幼稚園児は最強です。
この頃から漫才をやっていますし、
ボケ&ツッコミ、ノリ&ツッコミなどは、
すでに身につけています。
そんな子どもたちが大人になり、
大阪の街を歩いているのですから、
どこに行っても笑いが絶えません。
それが大阪。浪速の商人や!
商人ちゃうけど。
ほな、疲れてきたので、この辺で。
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