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売れるマーケティング戦略

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2022年10月の記事一覧

【売れるマーケ】地域の嗜好は変えられるのか?

先日、地元・和歌山では珍しい、 天然酵母を使ったハード系パンのお店ができていたので、 視察に行って来ました。 まぁ、食べてみたかっただけですが。 ハード系パンとは、 バゲットやバタール、パン・ド・カンパーニュなど、 全粒粉やライ麦粉を使い、 じっくり焼き上げたパンのことです。 表面が固く、中がやわらかいのが特徴です。 地元では、バゲットやカンパーニュとして売っていても、 それはカタチだけで、全体にやわらかく、 言わばニセモノです。 これまでいろんなお店をまわっていた

【売れるマーケ】「定期購入」の仕組みを作れないか?

健康食品や野菜の通販会社では、「定期コース」を設け、 お客さまの“囲い込み”に成功しています。 月に一度、数ヶ月に一度、 商品が無くなる頃に新しい商品が届くので、 お客さまも注文の手間がなく、 会社側も安定した収益が見込めます。 定期的に届くことで、 お客さまが他社で購入することもなくなるので、 確実に引き留めておくこともできます。 これは、理想的なビジネスだと言えます。 この方法は、 さまざまなお店で活用できるのではないでしょうか。 通販専門のパン屋さんでも、 「

【売れるマーケ】新商品は、“手書き”で告知する。

「冷やし中華、始めました」。 お笑いネタにもなったこの言葉、 「そろそろ暑くなってきたなぁ〜」という 時季に眼にすると、食べたくなります。 使い古された年代物の言葉ですが、 まだまだ効果は高いようです。 しかも、昔からの手書きの張り紙に人は惹かれます。 印刷物でも効果が無いわけではありませんが、 手書きであることで、“旬の料理”を作り始めた、 お店の人の息遣いを感じます。 つまり、手書きの張り紙1枚で、 通り掛かりのお客さまとお店との接点が生まれるのです。 これは

【売れるマーケ】長時間、働け!

あなたは天才ですか? それとも凡人ですか? 失礼ながら、ほぼ100%の方が凡人だと思います。 私も間違いなく凡人です。 そんな凡人が、ビジネスで成功するためには、 何が必要だと思いますか? 戦略? アイデア? 運? いいえ、「努力」です。 いまどき、どこにも書いていないような、 誰も言わないような言葉を敢えて使っています。 しかし、物事の根本はこれしかありません。 努力なくして、成功なし。 では、あなたは努力していますか? 「勉強しているよ」「絶えず考えてい

【売れるマーケ】“別腹消費”で、売り上げを伸ばせ!

「モノが売れない時代」と言われて久しいですが、 それは当然の事です。 消費者はいつも満腹状態ですから。 もう“必要なモノ”など、あまり存在しません。 では、この不況の中でも ガンガン売れているモノがあるのは、なぜでしょうか。 生き残りの“必要なモノ”? いいえ、それは“欲しいモノ”です。 特に必要ではないけれど、持っていたいモノ。 すなわち、お腹を満たすためのモノではなく、 心を満たすためのモノです。 満腹感ではなく、満足感を得るためのモノ。 クドい言い方で